四ッ谷駅から「ぶらり」~その一~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の散歩おじさん地域は、青い空の所々に浮かぶ白い雲がきれいでした!

雲ひとつない快晴も良いですけど、程よく雲が浮かぶ空模様も良いものですね(^.^)

さて今日の記事は、久しぶりに参加したJR東日本の「駅からハイキング」ですv(。・・。)イエッ♪

 

コロナが大騒ぎになった2020年には、「駅からハイキング」という企画そのものは中止されていなかったものの、事実上はコースが設定されない「開店休業」状態だったのですが、だんだんにコースが設定されるようになり、この度は受付に行列ができるくらいに参加者がいました(^_-)-☆

「駅からハイキング」もスマホ対応になっていまして、以前は受付の機械にカードを読み取らせる必要があったのですが、最近では「受付周辺」まで行けばスマホで参加手続きが完了するので、読み取り機などを介しての接触リスクを回避できるのもありがたいですv(。・・。)イエッ♪

・・・ということで、スタート受付を済ませて四ッ谷駅の麹町口からスタート~!


スタート直後は参加者がバラけていないので、ろくに地図も見ずに先行する参加者(と思しき人)の後を進みます(^m^)


歩き始めて100mあまりの所にありましたこの日の最初の立ち寄りスポットであります「聖イグナチオ教会」は、近代的な建物がお洒落な教会でした!

白くスッと立つ塔は鐘楼で、そこにある鐘は第二次世界大戦で使われた大砲や戦車を鋳つぶしたものを敢えて材料として使い、二度と悲惨な戦争が起こらないようにという願いが込められているのだそうです(@。@)ナルホド~!

聖イグナチオ教会から間もなく上智大前を通過しましたが、「1号館」という看板が掲げられていたこの建物は、歴史的を感じられますねぇ!


そのすぐ先の上智大の敷地の一画には「尾張名古屋藩屋敷跡」があります!


ご存じの方も多いと思いますが、この辺りは「紀尾井町」と言いまして、その町名の由来は江戸時代、この地に「伊徳川・張徳川、彦根伊」の三家が屋敷を構えていたことから、三家から一文字ずつを取って町名としたとのことで、二文字目の「尾張家」がここにあったのですね!

現代の紀尾井町と言うと「ホテルニューオータニ」の方がお馴染みかな!?


ホテルニューオータニの敷地に突き当たった所で左折した先は、けっこう急な下り坂(@。@)

お江戸の町も、元が埋め立て地である日本橋の辺りは平坦ですけど、四谷という当時としては江戸の郊外であった場所まで来ると、けっこう起伏に富んだ地形だったのですね!

坂道を下った先の谷地は井伊家と紀伊徳川家の屋敷の境から湧きだしていた清水が名前の由来と言う「清水谷」で、現在は「清水谷公園」として整備されています(^.^)


都心のオフィスビルに囲まれた場所に、こんな公園があるとはちょっとビックリでした!


園内には付近の共同溝工事の際に見つかったという「玉川上水の石枡」が展示されていましたよ!


清水谷付近では1878(明治11)年に大久保利通が暗殺されるという事件が起きていることから、「贈右大臣大久保公哀悼碑」が建立されています!

かつての大名屋敷の近くは、明治の歴史的事件の舞台でもあるのですね( ゚Д゚)

思ったより奥行きがあった園内をグルっと回ってコースに戻ったのですが、都心とは思えないくらいに木々が繁る公園と、街路樹の緑はあるもののキレイに整備された明るい眺めとのギャップがすごかったなぁ(@。@)