今日の東京地方は最高気温が3月中旬並みの14.3℃で、風もほとんど気にならない穏やかな一日でした!
さて今日の記事は「成田街道」です!
今年の1月に成田街道の起点であり水戸街道との分岐点でもあります、現葛飾区の「新宿(にいじゅく)」から、現江戸川区の「小岩市川関所跡」まで歩いたのに続きまして、今回は江戸川を越えて進みます(^.^)
江戸の頃「江戸川」を越えるには「小岩市川の渡し」を利用したとのことですが、言うまでもなく今は「渡し」などありませんから、渡しがあったと思われる所に近い「市川橋」を渡って道中再開です!
渡し舟に乗った心持ちで川面を見下ろせば、カモさんがい~っぱい泳いでいました(p_q)
川べりの様子など、江戸時代とはすっかり変わっているでしょうけど、カモさんは江戸の頃から同じように泳いでいたのでしょうねぇ!?
川を渡ってすぐの土手上に「市川関所跡」があります!
それっぽく冠木門風の物が建っていますけど、これ実は散歩おじさんが大人になってから出来たものなのですよ( ´艸`)
散歩おじさんもいつごろ建てられたか、正確な記憶は無いのですが、隣にある「市川関所跡」の石碑の背面には「昭和五十八年三月」の文字が見え、記憶を辿ればなるほどその頃だったような気がしますから、きっとその頃なのでしょう(^笑^)
建てられたころは真新しい白木でしたから、見れば一目で「最近の物」ということが判りましたが、30年以上も経つといい具合に古びた感じになり、知らない人が見たら「なるほどここに関所があったんだね!」って勘違いしそうな風情です(^^;
もっとも傍らにある説明板の「・・・度重なる江戸川の護岸工事で、関所の建物や渡船場の正確な位置は、今日不明となっている。」という記述を読めば、この冠木門風の物は、「関所」ならびに「渡し」がこの辺りにあったことを伝えるオブジェのようなものであることは想像できるのですが・・・
それでも門から江戸川越しに小岩の方を望めば、渡し舟が行き来したであろう川面や、その先の河川敷にあったであろう関所跡を想像することはできますから、歴史見物の一助にはなっていると思います(^_-)-☆
関所跡から街道に戻った所にある「市川広小路」という大きな交差点は、信号を待つより歩道橋を渡った方が早いので、エッチラオッチラ階段を上って渡ります!
下に見えている道が千葉街道(国道14号線)すなわち成田街道で、これから画面奥の方へ向かって進みますよ(^^)
市川広小路から60m足らずの所にある「胡録神社」で、恒例によりこの日の道中の無事を願ってお参りしました(^人^)
神社を後に500mほどの所の交差点を渡りながら進行方向右側、つまり南側を見ると、わずか100mほどの所にJR総武線の市川駅が見えます(p_q)
この辺りは千葉街道(成田街道)とJRが並行しているので、歩いている最中も、電車の音が良く聞こえるのですよ!
市川駅を望む交差点から200mあまり進んだ道端には、正面に「青面金剛」の文字が刻まれた道標があります!
台座に彫られた三猿から庚申塔を兼ねた道標であることが判りますが、最初にこの道標に気が付いた時は、「良くぞこのような場所に残ったものだ(@。@)」と驚いたものです!
この辺りは道路の拡幅や整備工事が頻繁でしたから、工事の際、道標が一時的に他所へ移されたことがあったかもしれませんが、今でも歩道に残っているのですから、移されたとしても元の場所に近い所に戻されたのでしょうねぇ(?。?)
市川駅周辺からしばらくは街道沿いに神社が多いので、街道歩き&神社めぐりといった感じになったのですが、↑の胡録神社に続いては、住宅街の中で大きな松が目立っていた「春日神社」です!
大きくはありませんが、がっしりした感じのお社と立派な松の幹が似合っていましたよ!
こちらの神社はポスト型のお賽銭箱にチャリンと入れてお参りします(^人^)
天神様と言えば梅・・・、ということで、小さな天満宮のお社の両側に梅が咲いていたのがイイ感じでした♪
・・・ということで江戸川を渡る所から道中を再開し、この日は「八幡宿」があった辺りまで歩きましたので、よろしければ続きの記事にも遊びに来てくださいな(^.^)