とびのだいAコース~その四~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

前回の記事に「お寺の門の様子を過去のストリートビューで確認した」というような事を書きましたところ、「ストリートビューって過去のものも見られるの?」というようなコメントをいただきましたので少し補足させていただきますが、「過去のストリートビューの見方を知ってるよ!」っていう方は↓1枚目の画像の手前辺りまでスルーしてくださいな(^.^)

まず最初にお断りですが、全国すべてのスポットで過去のストリートビューが見られるわけではありませんので、念のため・・・

過去のストリートビューを見られるかどうかは、ストリートビューの画面の左上にある小さなウインドウの「ストリートビュー・12月2020」などと表示されている部分をクリックして、過去の画像が現れるかどうかで判断できます(^_-)-☆

クリックして何事も起きなければ、その地点の過去のデータが無いということなのであきらめてください(^^;

クリックして、過去の画像と丸ポチが並んだバーが現れれば過去のストリートビューを見ることが出来ますよ!

並んでいる丸ポチは見られる過去の年月を示していて、クリックすると年と月が表示されますから、見たい年月の丸ポチを選んで過去画像をクリックすると全体画面がその年月のストリートビューに切り替わります!

久しぶりに歩く道で新しい建物を見つけた時など、「あれ? ここ以前は何だったっけ(?。?)」ってなることありませんか!?

そんな時散歩おじさんは、過去のストリートビューを見て「そうそう、ここは○○屋さんだったねぇ!」なんて確認したり思い出したりすることがあります(^.^)

さてストリートビューの説明が長くなりましたが、記事の方は船橋市内を巡りました「とびのだい周辺の遺跡・史跡散策マップ」のAコースの最終回です!

前回の記事の最後に載せました「あかもん寺」から100mあまり進むと、次なるスポット「入日神社」の入り口に至ります!

石柱の方はなかなか立派ですけど、ブロック塀に掲げられたプレートは手作り感イッパイですね(^.^)

石柱の先は参道と呼ぶべきなのでしょうけど、両側が民家なので細い路地と言った趣で、その奥の鳥居から更に細い参道を通った先が境内です!


覆い屋で全体を見ることが出来ませんが、お社はご覧の通りシンプルな造りです(^人^)


決して広いとは言えない境内にシンプルなお社ですが、神社の由来はものすご~く古く、なんと日本武尊(やまとたけるのみこと)の時代にまで遡るのです!

日本武尊が東征の折、伊勢湾方面から海路を利用して上総の国に上陸した後、再び出帆して下総の国に再上陸したのがこの地であるという話が伝わっていて、この神社は日本武尊の上陸を記念して村人が建立したと言われているのだそうです(@。@)ホホォ~!

なおこの場所は高度経済成長の時代に東京湾が埋め立てられる前の「旧海岸線」から測っても400mほど内陸に位置するのですが、なにしろ伝わっている話が日本武尊ですから、海岸線の位置がそれくらい変わっていても不思議じゃ無いですよね!

入日神社を後に、国道14号線でJR総武線を超えた所に、続いては「念仏堂」の入り口がありました!


念仏堂は比較的最近の建物のようですが、説明板によれば墓地に慶安4(1651)年のお墓があるとのことですから、少なくとも江戸時代前期からの歴史があるようです(^.^)


同じ境内にありましたこちらの「観音堂」は、元禄14(1701)年に神田の高麗屋佐次右衛門なる富商が寄進したとのことです!

 

例によって散歩おじさんの自作年表を見ましたところ、元禄14(1701)年は、後に赤穂浪士の討ち入りに繋がる「松の廊下刃傷事件」が起きた年であることが確認できましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

このお堂が建立された年に、江戸城で吉良上野介が浅野内匠頭に切りつけられたのか~・・・など想像しながら眺めるのも面白いものです(^_-)-☆

 

国道14号線と反対側の出入り口脇には、石仏様が並んでいらっしゃいました(-人-)


念仏堂の石仏様からは道なり距離150mほどで、この日の最後のスポットであります「地蔵院」に到着です(*‘ω‘ *)

画面に写っている建物の裏にご本堂があったのですが、ちょうど法事でお集まりの方たちがいらっしゃいましたので、檀家でも無い散歩おじさんが境内をウロウロするのも如何なものかと思いましたので、こちらの六地蔵様に手を合わせて失礼しました(^人^)

・・・ということで、JR総武線の「船橋駅」にたどり着いて「ぶらり」は終了です(^^)

 

この日は史跡公園からスタートし後半は寺社巡りの趣で、なかなか興味深く「ぶらり」できました!

 

記事タイトルに「・・・Aコース」とあるように、「とびのだい周辺の遺跡・史跡散策マップ」は他に5コースありますので、機会があれば他のコースも巡ってみたいです(^.^)