江戸川区の文化財巡り~その一~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の東京地方の最低気温は12月下旬並みの2.0℃で、気象庁のデータの備考欄には「今季最低」の文字が記されていました!

その気温が観測されたのが6時46分ということですから、明け方に一番冷え込んだのですねぇ((´д`)) ブルブル・・・サムイ~!

さて今日の記事は江戸川区の文化財巡りです!

散歩おじさんの地元であります江戸川区のホームページからリンクしている、「文化財探訪マップ」というサイトの情報を参考に先の週末に歩いてみました(^.^)

最初のスポットまではバスで移動したのですが、バスが走る通りは「篠崎街道」と呼ばれていまして、今回はここから篠崎街道沿いおよびその周辺の文化財を巡りましたよ!


まず最初は「西光寺」さんです!


ご門前で早くも文化財とご対面ですよ~(^.^)


いずれも文化財的価値がありそうな石塔が3基並んでいますが、中でも真ん中の庚申塔が「西光寺所在の地蔵菩薩像庚申塔(万治三年銘)」として区の登録文化財になっています!

知らずに見たらお地蔵様と思っちゃいますが、「庚申の功徳」と刻まれているので庚申塔として建立されたことが分かるのだそうです(@。@)ホホォ~!

さらに西光寺さんには「石造線刻地蔵菩薩立像碑」という区の指定文化財があります!

碑の保護のためでしょうか、ガラスで守られているので撮影には不向きなのですが、「陽線刻」という技法で美しい地蔵菩薩が彫られています(^人^)

映り込みを避けるためガラスにレンズを密着させましたので、全身を撮ることはできませんが、お顔の部分を撮ってみました!

「陽線刻」とは描画の線の部分を残して周りを彫り込む技法だそうなのですが、お顔の輪郭やノドのしわなど細い筆で描いたかと思うような線を残して彫る技術にはビックリです!

電動工具などなかった時代、おそらく槌と鑿で彫ったのでしょうけれど、ちょっと手元が狂って細い線一本を削っちゃったら「即アウト!」ですから、技術とともに集中力とか精神力も求められるような作品ですね(@。@)

彫った時の緊張感が伝わってくるよな地蔵菩薩立像碑の後は、境内にいらした可愛らしい「六地蔵様」に和みました(^^)


西光寺さんを後に次なるスポットへは、少しばかり篠崎街道を離れて親水緑道を歩きました!


町中でもこういう光景が見られると嬉しいですね(^_-)-☆


紅葉など楽しみつつ5分足らず歩けば、お次のスポットであります「天祖神社」に到着です!


天祖神社さんの境内の「上鎌田の富士塚」は区の登録文化財です(^.^)

ご覧の通りだいぶなだらかな形の塚ですけど、形が崩れちゃったとかそういうことではなく、もともとこういう形で作られたものの様です!

この塚は明治19(1886)年に築造されたものとのことで、江戸時代の庚申塔と比べると新しいように感じちゃいますけど、それでも130年以上の歴史があるのですよね!

富士塚の頂上には当然ながら「浅間神社」が祀られています(-人-)


さてさて、こんな具合に「文化財巡り」を始めましたが、まだまだ先があるのです!

既にタイトルでお察しのことと思いますが、例によって連載になりますので、よろしければ続きの記事にも遊びに来てくださいな(^_-)-☆