大房岬~洞窟~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

台風14号の進路予想がUターンするようなコースになっていますが、曲がり方があまりにも急なので、そのままグルっと回ってもう一度こちらを向かないか心配になっちゃいます(^^;

さて記事の方は「大房岬」の続きです!

明神岬から大房岬の高い位置まで戻った後、しばらく散策すると第二展望台に到着しました(^.^)
東屋の先に展望台があるのですよ!

第二展望台からの眺めはこんな感じです(p_q)

 

昔、ここから遥か内陸にある増間村に大雨が降り、水神様を祀ってあった川の中の島が流れてしまったので、村人たちが探しに出たところ、大房岬にそっくりな島を見つけ引いて帰ろうとしたが、島が動かなかったので「増間島」と名付けて帰った・・・という話が伝わっているそうで、それが目の前すぐの所に見えている島なのだそうです(^^)

島を引いて帰ろうとしたなんて、いかにも昔話にありがちですけど、地図で調べると内陸の方に「増間川」という川があるので、そこから流れてきたのかな?・・・なんて、昔話風に想像するのも面白いものです(^笑^)

ところで園内のマップには第二展望台の近くから「洞窟」に降りるルートが案内されていましたので、何にでも興味を示す散歩おじさんは洞窟を目指したのですが、案の定こちらも明神岬と同様に急な下り坂です(^^;

幸いなことに第一展望台から明神岬へのルートと比べると傾斜は緩やかで距離も短く、3分ほどで降りることができたのはありがたかったです!

洞窟の辺りと思しき所まで降りて、まず目に留まったのは頭上にせり出す大きな岩(@。@)
絶壁の上部が湾曲するようにせり出している光景はよく見ますが、ここは岩壁から岩がグイっと押し出されたようにせり出しているのが興味深かったです!

そして絶壁から目を下に転ずれば、なるほど「洞窟」がありますねぇ(@。@)


「弁財天の洞窟」と呼ばれていますから中に見えた祠には弁天様が祀られているのでしょうね(^人^)

 

洞窟の入口にあった説明板によると、「約1800年前、人々を苦しめていた海賊が役の行者に捕らえられて、この洞窟に閉じ込められ、慈覚大師に助けられて金の竜となって天に昇り、その抜け出した跡がこの洞窟である。」という伝説があるのだそうです!

因みに洞窟の深さは未だ確かめられておらず、館山市の「那古弁天」の洞窟まで続いているという説もあるのだとか・・・!?

地図で見ると「那古弁天」までは直線距離で4kmほど離れていますから、本当に繋がっているとしたら地底のロマンですねぇ(^_-)-☆

 

↑1枚目とは少し離れた洞窟上部の崖には、きれいな地層も見られました!