今日の散歩おじさん地域は日中薄日が差す時間帯もありましたが概ね曇りでしたので気温はそれほど上がりませんでした!
湿度はそれなりに高かったようですが風があったので、今日は家の中より外で風に吹かれた方が過ごし易かったですよ(^^)
さて記事の方は「八王子城」の最終回です!
本丸から降りる時も記事にしておきたいことがありましたので、もう一回お付き合いください(^.^)
こちらは本丸から直線距離で100mあまり、高低差20mほど下にあります「松木曲輪」です!
「二の丸」とも呼ばれていたとのことですから、本丸に次ぐ重要拠点だったのでしょう!
松木曲輪からは南に向かって視界が開け、高尾山方面が一望できるとの説明書きがあったのですが、こっち方面に土地勘のない散歩おじさんは、ご覧のような残念な視程の中で高尾山を見つけることはできませんでした(^^;
ところで登った以上は降りなきゃいけないわけで、場合によっては下りの方が危なかったりすることもありますから慎重に山道を降りていますと、背後から男性に「お城見学ですか?」と声をかけられました!
散歩おじさんがそうである旨返事をしますと、「そこに戦国時代の石垣が残っているんだけど、ご覧になりましたか?」と言いながら、ご親切に先に立って案内してくださったのです!
案内してくださったとは言うものの、分岐する場所もない山の中ですから導かれたのは散歩おじさんが登ってきた道だったんですけどね!
「はて? 登るのに夢中で石垣を見落としたのかしら?」と思いつつその男性に付いていきますと、登る時に気が付かなかったのも道理、トラ柄のロープが巻かれた木に掴まって谷の方へ身を乗り出して見ろとおっしゃるのですΣ(・ω・ノ)ノ!
言われるがままに身を乗り出して見れば、なるほど苔に覆われた石垣が見えました(@。@)
さらに男性は下の方に石垣の端を確認できる所があるとおっしゃって、たいへん分かり易くその場所を教えてくださったのです!
散歩おじさんは↑の画像を撮影するため暫しその場にとどまったので、その方とはそこでお別れしましたが、降りていく様子を見れば八王子城に登り慣れているであろうことが一目で分かりました!
おそらく散歩おじさんの身支度から「城を見学に来たおじさん」と思って声をかけてくださったのだと思いますが、八王子城に慣れている方に案内していただいたおかげで、歴史を感じられるものを見ることが出来てラッキーでした~(^_-)-☆
そして山を下って件の男性が教えてくださった所に到着すれば、まさに石垣の端であることが分かるような石積みが残っていました(@。@)
言うまでも無くここも登る途中で通過した場所なのですが、説明板があるわけでも無く、ご覧の通り目立つ石垣ではないので気付かなかったのです!
ベテランさんに声をかけていただいたおかげで、この山が城であったことが分かる痕跡を二つも見ることが出来て大感謝~♪
↑の画像に映っている白っぽい部分は補修された跡のようですが、石垣自体は400年以上前の物かと思うと、石に手を触れずにはいられませんでした!
・・・と言うことで頑張って登って、登り以上に慎重に下ってようやく鳥居まで戻りました('ω')
なお、駐車場に隣接する広場には八王子城の屋外模型がありまして、八王子城の様子が良~く分かる模型を見ることができます!
因みに散歩おじさんは「八王子城~その二~」でご紹介した青矢印の「御主殿跡」から前回の記事でアップした白矢印の「本丸跡」まで攻め上がったわけですが、もし八王子城の本丸までを見学したいと思われる方がいらっしゃったら、この模型を「城攻め」前に見るのはお勧めできません!
だってこんな山を登るのかと思ったら、城攻めの気持ちが萎えちゃいますもんネ(^笑^)
さてさて、今回は八王子城の連載にお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました(^.^)
八王子城については連載の1回目から「八王子に城があったなんて知らなかった!」というようなコメントをいただき、興味も持っていただけたのが嬉しかったので、連載の最後に念のためのコメントを書き添えて終わりにしたいと思います!
そのコメントと言うのは「マジの山登りでっせ!」ってことです(^笑^)
散歩おじさんは迂闊にも普通のスニーカーで行っちゃったのですが、ご用意があるのなら登山靴とまでは言わないものの「底が厚くて硬いシューズをお勧めします」というぐらいのガッツリ山道でしたので、もし行ってみようという方がいらっしゃいましたら散歩おじさんのコメントを参考になさってください!