今日の散歩おじさん地域は雲が多いながらもまずまずの天気で、夕方にはその雲が赤く染まって、カメラを持っていなかったのが残念なような光景を見せてくれました(^^)
さて記事の方は栃木県の那須への旅行の続きです!
今日は那須湯本の温泉街の先にあります「殺生石(せっしょうせき)」と「温泉神社」の様子をご覧ください(^.^)
那須には3年前に今回と同じ宿を利用して旅行しているのですが、今日ご紹介するスポットは宿の近くでして、チェックイン前に散策するのにちょうど良いので、前回と同様に今回も「ぶらり」したというわけです!
殺生石へは岩場に設けられた「木道」を登っていきますよ(^^)
木道の左側にいらっしゃる「千体地蔵様」は合掌する大きな手が特徴です(-人-)
岩場は「賽の河原」と呼ばれており、石が積み上げられた光景はいかにもそれらしいですねぇ!
木道を10分足らず登ると、岩場の一番奥の斜面に大きな「殺生石」が鎮座しています(@。@)
平安時代の初めのころ、絶世の美女に化けて帝などをだましては悪事を働いていた九本の尾を持つ妖狐が、陰陽師に退治されたのだそうです!
平安時代の初めのころ、絶世の美女に化けて帝などをだましては悪事を働いていた九本の尾を持つ妖狐が、陰陽師に退治されたのだそうです!
退治された九尾の狐はこの地で毒気を放つ石と化し、生えていた草木が枯れてしまったのはもちろんのこと、近づけば人も鳥獣も死んでしまうことから「殺生石」と呼ばれ恐れられたのだとか((+_+))
時代は下って室町時代になると、話を伝え聞いた名僧がこの地を訪れ、杖で一喝すると石は砕け毒気も弱まったということです!
この辺りは那須湯本の源泉にも近く硫黄の匂いが漂うような場所ですので、昔ならガスの危険に気付かず人や獣が倒れるようなこともあったのではないでしょうか!?
そういうことから「毒気を出す石」という話が生まれたのではなかろうかと思えましたし、漂う硫黄の匂いはそういう話に相応しいように感じられますよ!
幸い「毒気が薄れた」今は、殺生石の斜面の上にきれいな青空を見ることが出来て良かったです(^^♪
殺生石からは「那須温泉神社」を経由して駐車場に戻るルートを歩きました!
ちなみに神社の名称の正しい読み方は「那須温泉(なすゆぜん)神社」なのだそうですよ(@。@)
ちなみに神社の名称の正しい読み方は「那須温泉(なすゆぜん)神社」なのだそうですよ(@。@)
神社の鈴は3年前と同様に独特な色をしていました(^_^;
たぶん温泉のガスの成分などでこんな色になるのでしょうけど、こうなると音も普通の鈴のように「ガラン、ガラン」とは鳴りません!
たぶん温泉のガスの成分などでこんな色になるのでしょうけど、こうなると音も普通の鈴のように「ガラン、ガラン」とは鳴りません!
かなり頑張って振っても「ゴソッ、ゴソッ・・・」っていうような音なのですが、それも温泉神社らしい風情というものです(^.^)
参道には存在感のあるミズナラの木があります!
推定樹齢800年という木は樹勢旺盛なことから「生きる」と名付けられ、パワーが授けられる巨木として崇められているのだそうですよ(^人^)
推定樹齢800年という木は樹勢旺盛なことから「生きる」と名付けられ、パワーが授けられる巨木として崇められているのだそうですよ(^人^)
ところで↑では「九尾の狐」の恐ろしい話を書きましたが、今では那須のいたずら九尾狐「きゅーびー」ちゃんとして、那須町観光大使の役目を担っているのですよ(^^)
観光案内所の前の自販機には「きゅーびー」ちゃんが描かれていました!
プロフィールを見ると「得意なこと」の欄には、今でも「絶世の美女に化けること」って書いてありますけどね(^笑^)
プロフィールを見ると「得意なこと」の欄には、今でも「絶世の美女に化けること」って書いてありますけどね(^笑^)