江戸六地蔵を巡る~その一~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

いよいよ本番を迎えつつある暑さに加えて台風も近付いて来るそうですから、気象情報には要注意ですね!

さて記事の方は7月2日に歩きました、都内各地での「ぶらり」ですv(。・・。)イエッ♪

都区内には江戸時代に建立された「江戸六地蔵」のうち5体のお地蔵様が現存しています!

散歩おじさんはこれまでに何体かをバラバラのタイミングで拝んだことがあったのですが、このたび6ヶ所(1ヶ所はお地蔵様が現存しないお寺になりますが・・・)を一気に巡ってみようを思い立ったのです(^.^)

・・・ということで、都内の電車網を駆使しつつあちこち巡った様子をご覧ください!

まずは品川区にいらっしゃるお地蔵様のもとに向かうべく、JRと京浜急行線を乗り継いで「青物横丁駅」から行動開始です(^.^)
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この辺りの「旧東海道」は。正月の七福神めぐりで何度か歩いたことがありますよ!
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旧道沿いにあるこちらの建物は耳鼻咽喉科のお医者さんでして、ここを通るたびに素敵な建物が現役で活躍しているのを嬉しく感じます(^^♪
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そんな旧道の雰囲気を楽しみつつ進めば青物横丁駅からわずか6分ほどで、お地蔵様がいらっしゃる「品川寺(ほんせんじ)」さんに到着です!

イメージ 4お地蔵様の画像を載せる前に境内の様子もご紹介ってことで、品川区の天然記念物に指定されている立派なイチョウをご覧くださいな!

イチョウの根元の庚申塔などもいい雰囲気ですよ(^_-)-☆
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それではいよいよお地蔵様にご登場願いましょう!
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ご覧のとおり品川寺さんのお地蔵様は、お寺の門前の通りに面した所にいらっしゃいます(^.^)

お寺の前が旧東海道であることを思うと、お地蔵様は街道を行き交う人を見守っていてくださるということですね!

ところで「そもそも『江戸六地蔵』ってナ~ニ?」っていう方のために、お地蔵様の傍らに立っていた説明板からの引用でご紹介しましょう(^^)

銅造地蔵菩薩坐像(江戸六地蔵の一つ)

江戸六地蔵の由来は、その一つ太宗寺の像内にあった刊本『江戸六地蔵建立之略縁起』によれば、江戸深川の地蔵坊正元が不治の病にかかり、病気平癒を両親とともに地蔵菩薩に祈願したところ無事治癒したことから、京都の六地蔵に倣って、宝永三年(一七〇六)造立の願を欲し、人々の浄財を集め、江戸市中六か所に地蔵菩薩それぞれ一軀ずつ造立したと伝えられています。
・・・(中略)・・・
六地蔵のうち、深川にあった永代寺の地蔵菩薩(第六番)は、廃仏毀釈で取り壊され、五軀が残っています。
・・・(後略)・・・

~東京都教育委員会による説明板より~

因みに現存するお地蔵様は全て東京都の文化財に指定されていまして、説明板は東京都教育委員会が設置しています!

↑枠内に引用した部分は5体中4体のお地蔵様で共通で、後半に各お地蔵様の特徴などが記載されていますよ(^.^)

説明が若干違っている1体も、説明板の設置時期による相違の様で、内容はほとんど一緒です!

説明の後半部分に拠れば、品川寺さんのお地蔵様は江戸六地蔵の中では一番古い宝永5(1708)年建立で、275cmは江戸六地蔵の中で一番の高さだそうですよ(@。@)ホホォ~
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ここはお地蔵様の周りのスペースに余裕がありましたので、横顔が見えるアングルからもパチリしてみました!
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一番目のお地蔵様をお参りした後は、往きとは違うコースで町の様子など眺めつつ「青物横丁駅」まで戻りました(^.^)
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そして電車を乗り継いで次なる目的地を目指したわけですが、この後は例によって連載ってことになりますので、よろしければ続きの記事にも遊びに来てくださいな!