今日も千葉県市川市の「文学の散歩道」の続きです!
今日の記事をご覧いただく前に、ちょっと整理しておきたいことがあります(^.^)
昨日の記事をご覧いただいた方はお分かりかもしれませんが、記事の中に「文学の散歩道」というのと「文学の道」というのが出てきます!
「文学の散歩道」というのは、JR市川駅を出発してぐるっと(昨日の記事では約4kmと書きました)回るコースを指します!
一方そのコースの一部で、桜土手公園という所にある、市川ゆかりの文学関係の人物が説明板で紹介されている、所を「文学の道」と呼んでいます(^_-)-☆
つまり「文学の散歩道」の中に「文学の道」があるというわけですね!
ちょっとややこしいので、混同しないようにお願いします(^_^;
さて、それでは「文学の散歩道」の続きに行きたいと思います(^.^)
実はこの日、散歩おじさんはそんなに長い距離を歩くつもりはありませんでした!
「文学の散歩道」の大部分は既に何度も歩いていましたので、その中で歩いたことの無かった「文学の道」だけをちょこっと「ぶらり」するつもりで出かけたのです(^_^;
ところが、「文学の道」の説明板を見ていると、そこに紹介されている「ゆかりスポット」には、散歩おじさんが何度も行っていながら気付かずにいた歌碑などがあります!

果然興味が湧いた散歩おじさんは、予定を変更して、結局「文学の散歩道」のほとんどを歩いちゃったというわけです(^O^;タハハッ!

この近くで10年間暮らし、中国に戻っていた郭 沫若はその後、中国の学術文化視察団の団長として来日し、その際、以前に暮らしていた家で旧友と再会したとのこと(^.^)
その時の感慨を歌ったものが「別須和田(すわだにわかる)」と題されて、郭 沫若の直筆で記念碑に刻まれているとのことです!
郭 沫若について興味もある方は、よろしければ昨日の記事のリンクから説明板の画像をご覧下さい(^_-)-☆

郭沫若記念館として公開されています(^.^)
家の中も興味があったのですが、この日はちょっと時間の都合もありまして入りませんでした(^O^;
時間に余裕のある時に、また行ってみたいです!

綺麗に整備された芝生の庭が素敵ですよ!
庭は自由に入れますので、この辺りを歩く時は、ときどき休憩させてもらっているんですよ(^_-)-☆

手児奈(てこな)というのは人の名前です(^_-)-☆
むかしむかし、ここ市川の真間(まま/地名)に手児奈という、それは美しい女性がいたのですが、自分を巡って男たちが諍いを起こすことが疎ましくなった手児奈は、市川の入り江に入水してしまった。こんな昔話があります!
その手児奈を祀ってあるのが「手児奈霊堂」だそうです(^_-)-☆
地元の人は「手児奈さん」って呼んでいますよ!
・・・で、「むかしむかし」ったって、どんくらい昔なのっていうと、手児奈入水の故事を聞いたお坊さんが、その霊を慰めるために弘法寺というお寺(これもすぐ近くにあります!)を開いたのが737年って言いますから、えらく昔の話ですね~(^_^;

「ふるさとの山山静かなる師走かな」と書かれているそうです(^_-)-☆
「・・・そうです」というのは、達筆で読めなかったからです(;^_^A アセアセ・・・


手児奈さんが水を汲んだ頃はこんな立派な井戸じゃなかったでしょうけどネ(^_^;

「蛍飛ぶ真間の小川の夕闇に鰕すくふ子か水音立つるは」
この碑の前も何度も通っているのに、今回の「文学の道」散策で知ったような始末でして・・・興味が無いと言うのはしょうがないものですねぇ((^┰^))ゞ テヘヘ

それにしてもこういう碑があれば「北原白秋歌碑」なんて書いた札のひとつも立っていそうなものですが、奥ゆかしいといいますか、碑の周りにはそういう物がまったくありません(^_^;
かろうじて門前の説明の札に書かれているだけでした(^O^;タハハッ!
同様に今回初めて知った碑など、あといくつか見てきましたが、また続きの記事でお願いします(^_-)-☆