向島百花園~菊~ | 散歩おじさんの「ぶらりWalk」

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散歩おじさんが街中やら、公園やらを「ぶらり」した様子を載せています(^.^)

今日の東京は爽やかな青空でした~\(^o^)/
ただ、ちょっと風が強かったですね><;

菊を撮りに行ったのですが、風で鉢が倒れちゃったりしましたよw(゜o゜)w

・・・というわけで、菊の花を撮ってきました(^.^)
場所は向島百花園です!

イメージ 1ここの菊の展示はよくTVのニュースなどで取り上げられるような「何百株の菊が・・・」というような展示ではありません。
そもそも、ここにはそんなスペースがありませんから(^^ゞ
 
そのかわり、他の菊花展とは違った趣向の展示をしているようです(^.^)
 
今年は古典菊の展示でした!

以下、説明と合わせて記事がかなり長くなりますが、よろしければお付き合いくださいm(__)m
なお、枠内の記述は全て菊が展示されていた所に掲示されていた説明からです。

古典菊:江戸中期に各地の殿様等の保護奨励により発展

<江戸菊>
百花園が生まれたころ寛政-文化期に江戸で生まれた品種。日々折れ曲がったりするので狂い菊、芸菊とも呼ばれる。

「百花園が生まれたころ」って、あっさり言っちゃうあたりも凄いと思うんですけど・・・

同じ品種でも、色によって名前が付けられています。
この名前がまた良いんですよね~(^O^)
カッコ内がその名前ですので、花と一緒にご覧下さい(^.^)

江戸菊(花の梢)
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江戸菊(新秋の紅)
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<丁子菊>
関西地方で発達した菊、外側の花弁が大きく、花の中心が盛りあがって咲くのが特色。花弁がスパイスの丁子(クローブ)の形に似ていることから名付けられています。

丁子菊(望月)
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丁子菊(葛城)
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丁子菊(羅生門)
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<嵯峨菊>
明治まで、大覚寺のみで育成された門外不出の菊であった。
京都嵯峨自生のノギクを宮廷風に洗練させた、格調高い菊。
細い、花弁が茶せん状に直立するのが特徴。

嵯峨菊(月の桂)
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嵯峨菊(小町紅)
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嵯峨菊(嵯峨の光)
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<肥後菊>
肥後藩の花文化「肥後六花」(大輪、一重咲き)のひとつとして栽培、当時は門外不出。一重咲き、花弁の間に隙間があるのが特色。

肥後菊(千鳥の曲)
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肥後菊(香月)
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肥後菊(黄平)
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<伊勢菊>
嵯峨菊から改良変化した菊、伊勢神宮ゆかりの菊で、咲き始めは嵯峨菊に似るが徐々に縮れた花弁が垂れ下がるのが特色。

伊勢菊(初日出)
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伊勢菊(滝紅葉)
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