現在、主人は転職活動中です。
現在の会社は古くからある時代から取り残されかけてる系の会社。
その会社のなかで主人はDX化推進部隊として率先して動いているものの、上の人たちの頭がカチンコチンに堅いため、まともに取り合ってもらえない。
かと思いきや、自分らで必要だとなった途端、主人が提案した内容を自分らの手柄にして社内全体に呼びかけたりしている。
これを主人が黙って見ている訳がなく、、、
主人は、「仕事だりぃー」と言ってる割には、職場に行くとやり過ぎってくらい真剣にやってて、良く言えば「真面目」「できる男(と言っておきます)」だけど、悪く言うと「仕事人間」。
適度に息抜きしたり、どうにもならないものはキッパリと諦めた方が楽なものを、とことん突き詰めてしまう。
そんな真面目な性格だからこそ、上層部が美味しいとこだけ横取りするのに耐えきれなくなり、
これが転職の決め手になり、秋ごろから転職活動開始。
これまでの経験も評価され、いくつか内定を貰っていた。
そのうち、某財閥企業からは内定通知のメールをまず貰っていて、それに対して返信をしたものの一週間経っても返事が来ない。
再度メールをしたところ、「やっぱり内定を取り消したい」と返事が。
そして、そのメールには「電話にて理由を説明したい」と書かれていた。
ニュースでは聞いたことあったけど、身内でまさか内定取り消しされることがあるなんて。。。
主人は基本的にリモートワークではなく出社しており電話に出れる時間が少ないので、メールを受け取ってすぐに「本日中なら電話出れます」と返信した。
しかし返答なし。
そして、ここからまた2、3日返信無し。
再度こちらから、メールで理由を教えてほしいと連絡。
すると、
「内定後、社内で稟議にかけた際に業務遂行面での不安が指摘され、最終的に採用の承認が降りなかったため」
と回答が来た。
「内定」とはどのような状態をさすのか?
会社側に非がある場合の内定通知の取り消しは法律的にどうなのか、このへんをネットで調べると、
そもそも契約は紙面である必要はなく口約束も有効、
内定取り消しは解雇と同じなので正当な理由が要る、
不当な解雇は損害賠償の請求が出来ることが多い
などと書いてありました。
でも、どれも法律事務所、弁護士のホームページなので、期待を持たせるような内容なのかもなぁ…と思い
ひとまず労働局に電話してみたところ、やはり労働条件通知書を発行した後の内定取り消しでないと賠償請求などは難しいとのこと。過去の判例としても、無くはないけど勝てる可能性が低いと。
まあ、そんなもんだよなぁ…
結局泣き寝入りするしかないんだなぁ…
この会社の不誠実でずさんな対応にはとてもムカついて、私は何も失うものがないので
「企業名をネットに公開してやろうか」
「本社へ行って採用担当者をボコボコにぶん殴ってやろうか」
「会社に火をつけてやろうか」
「採用に関わった人間が不幸な目に遭って苦しむ呪いをかけてやろう 」←厨二病かな
などと頭のなかで邪悪な構想がどんどん浮かんできてしまいました…
(もちろん、実行には移しませんよ!!!)
しょせん、そこらへんの平凡なサラリーマンの内定を取り消したところで会社としてはなんてことないし、平凡サラリーマンが噛みついてきたって適当にあしらって終わり。
記憶に新しいのは、統一教会の一件ですが
家族や自分の人生を台無しにされ、その後ものうのうとお金集めをしている団体に対して
あそこまでしないと動いてくれない。
「無敵の人」といわれる人が無差別殺人事件を起こすのも、気持ちとしては理解出来てしまう部分もある。
詰み状態になった人間は、無敵の人になるか、自滅するか、そのまま詰み状態のままギリギリで生きるしかない。
ちょっと極論みたいになっちゃったけど、転職の話に戻すと、
メール文面に「当方としましては」とあるように、企業ごとに内定の定義がバラバラで、それを良しとしていること自体がおかしい。
とはいえ、大きな事件が起こらない限り何も変わらないだろうから、今後就活するときには
採用面接の段階で、何をもって正式な内定になるかを万が一に備えて逐一確認するしかないんだろうな。
主人も私も、突然の内定取り消しでだいぶ精神的に落ちていますが、クソみたいな対応をする会社だということに入社前に気づけて良かった、良い社会勉強になったということで
また気持ちを入れ替えて頑張りたいと思います。
私は基本的にリモートワークなので、面接対策とか企業研究に関してサポートしたいと思っています。
これから就活をする大学生・大学院生の方、
転職活動をする方、
こんなことは滅多にないとは思いますが、同じようなトラブルに遭わないよう気をつけてください…