このテーマとして100回目のブログです。
100回目なので記念特別記事を、と思案していましたが、内容がどうも過去の記事の2番煎じのようになるので、結局はやめてしまいました。
前回は、
早々と年間利益率目標達成の可能性が出てきたので、売り信号が出ていないのに利益確定売りをした、という記事でした。
自民党総裁選の最中でしたが、その結果、9月末で今年の年間目標(複利運用で年間利益率30%)を達成しました。
ところで今回、
このタイミングでの買い信号アナウンスは異例です。
通常は、買い信号 → 売り信号 → 買い信号 ・・・というサイクルで、売り信号発生後の初の(1回目)買い信号で皆様にアナウンスするのですが、
今回は、前回の「売り」信号から数えて5回目の買い信号です。
(11月11日注:初稿の「6回目」は誤り。正しくは5回目)
<図1 銘柄1570 週次>
このタイミングで買うということは、結果として自民党総裁選の最中に売った価格レベルでの買い戻しになるので、
あの利益確定売りはなんだったのか?
(もう少し待っていれば、もっと儲けられたかも?)
ということになりますが、それはあくまで結果論。
売り信号発生は来年1月以降になる可能性が高いでしょうから、これは2025年の活動が始まったということです。
金融市場は複雑系の最たるものです。株価は複雑系が発するデータです。厖大な時(過去・現在・未来)空間の情報を基に作られる複雑系のデータは構造化され、常に臨界状態にあります。
構造化されているので株価には似たパターンが現れます。臨界状態にあるので確率論に従った金融ショックが必ず起こります。
改めて、
① 巷に溢れる数多の情報は無視し、
② 予想せず、
③ 複雑系の発するデータに向き合う我がパソコンソフトの発する信号に従って淡々と行動する、
この基本を守って、
気を引き締めていこう!!
【参考】
自民党総裁選の話をしましたが、自民党は複雑系です。いや、個々の政党も政党全体も複雑系です。
自民党総裁選の得票数は複雑系の発するデータなので、構造化されています。
1)候補者別得票数のランキング
ランキングデータはどれもよく似たパターンです。
<図2 自民党総裁選得票数ランキング>
2)ランキングを対数目盛グラフで見る
右下がり45度の直線の周りにデータが並びます。これが大ま
かな構造です。
細かく見ると上位の高市さん、石破さん、小泉さんの3人は
45度より傾斜が緩やかな直線に沿っており、最下位の加藤さ
んは45度線から下方にずれていますが、説明は省略します。
<図3 対数目盛で45度線に沿ってデータが並ぶ>