大腿骨下部の骨折
傷病名としては、大腿骨顆部骨折、大腿骨顆上骨折、
大腿骨遠位端骨折などがあり、先生によって診断名は様々です。
膝のすぐ上の部分で、大腿骨の下端部です。症状としては、
激しい痛みや膝関節の可動域制限などが起こります。
大腿骨顆部骨折だけにとどまらず、半月板損傷、前十字靭帯・
後十字靭帯損傷などの症状を併発する可能性があります。
最近では、膝関節拘縮を防ぐために手術によるプレート固定術が行われ、
術後早い段階からCPMで膝関節の可動域を改善するための
リハビリを行います。
PCM 術後の膝関節可動域が思わしくなく、関節受動術を行ってなお、
膝屈曲60度の被害者を経験しています。
この部分の骨折では、膝の可動域に制限を残すことが多くなります。
骨折により可動域に2分の1以上の制限が残った場合は
後遺障害10級11号が、可動域に4分の3以上の制限が残った場合は
後遺障害12級7号が、可動域に制限のこらない場合でも、
常時疼痛がある場合は後遺障害12級13号、14級9号が認定される
可能性があります。
また、骨折部が変形して癒合した場合も後遺障害を残す場合があります。


