前回の続きです


足関節の骨折で、距骨が外れると足関節脱臼骨折となり、

腓骨・脛骨靭帯の損傷を伴うこともあります。

前後左右のレントゲンで診断しますが、粉砕骨折などの場合は

3D-CT撮影が必要な場合もあります。


転位のない場合は、徒手整復した後、ギブス固定する保存的治療

になりますが、少しでも転位のある場合などは手術を選択します。



特に関節面はきれいに整復しなければなりませんので、

医師の腕が問われます。


また、転位がきちんと整復されていなければ将来変形性足関節症

になる可能性もあり、この面でも医師の腕が問われます。


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足関節の骨折と言っても、折れる場所によって、或いは診断する医師に

よって傷病名は様々です。

足関節は脛骨遠位端部、腓骨遠位端部、距骨で構成されており、



脛骨遠位端内側が内果(うちくるぶし)、脛骨遠位端後側が後果、

腓骨遠位端が外果(そとくるぶし)部分です。

ですから、部位によって、腓骨・脛骨遠位端骨折、足関節骨折、

下腿骨骨折などの傷病名が付きます。


交通事故で転倒時、足関節に大きな外力が加わった時に骨折します。

痛みと腫れが強く、歩くことは困難で、転位がひどいときは明らかな

変形を伴います。


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前回の続きです。


診断には、まずはposterior sagテストで大まかな診断をし、その後

MRI撮影するのが一般的です。

posterior sagテストとは、脛骨が後方に落ち込むか、動揺性やズレが

あるかを調べる検査です。



posterior sagテスト


治療法としては、保存治療と手術の選択です。

保存療法として、硬性装具を使用しての大腿四頭筋の強化が一般的であり、



前十字靭帯断裂の場合のように、手術を選択する可能性は

少なくなりますが、他の部位を複合的に損傷した場合や脛骨の

落ち込みが10mm以上のもの、日常生活に支障をきたしているもの

などは再建術の選択です。


次回に続きます。