ハズレ馬券で泳げます -384ページ目

⑦バカばかりだった青春

①から順番に読んで下さいね。はい。


【新幹線に乗り込む。

木刀を腰に差しているヤツがいる。

捕まれ馬鹿。



肌寒くて目が覚める。

なぜかフンドシ一丁だった。

修学旅行最終日。この日で旅行が終わる。

お手元のグラスを傾けながら俺の話に付き合って欲しい。



起きたのは俺一人。他の奴らはほとんど裸で転がっていた。

八つ橋の皮が部屋に干してある。何があったんだ。

ふすまに首が挟まっているヤツがいる。何があったんだ。

八つ橋まみれのヤツがいる。何があったんだ。

うしろで手を縛られているヤツがいる。何があったんだ。

隣の席のヤツが部屋に干してある。

何も言わず着替える。



荷物の整理や掃除を始める。

土産などは箱に詰めて郵送する事に。

色んな所にフランスパンのかけらが落ちている。

いらつく。

半泣きでお気に入りパンツを探すヤツがいる。馬鹿か。

郵送用ダンボールに木刀を入れようとするヤツがいる。

入るか馬鹿。

隣の席のヤツが自らダンボールに入ろうと頑張る。

何も言わず部屋を出る。



チンコを揉まれつつ、旅館に別れを告げる。

股間を揉まれる俺にノーリアクションの女将さん。

少し泣きそうになる。



新幹線に乗り込む。

木刀を腰に差しているヤツがいる。

捕まれ馬鹿。

鹿せんべいをむさぼり喰うスルメ犯人発見。鹿に謝れ。

こうして修学旅行は幕を閉じた。



次の日、思い出に浸りながら届いた段ボールを開ける俺。

手打ちうんこが入っていた。

いらつく。

馬鹿ばっかりだ。

殴ってやる。 】

つづく・・・。