気のせいか蝉の鳴き声も聞こえていたような気がします。
ところで、今回はイソフラボンですが、いつものように
サプリメントの正体 田村忠司
価格: 1,512円 レビュー評価:4.08 レビュー数:12
田村忠司 東洋経済新報社発行年月:2013年09月20日 予約締切日:2013年09月19日 ページ数:221p サイズ:単行本 ISBN:9784492223338 田村忠司(タムラタダシ) 1965年生まれ。富山県出身。1988年東京大学工学部産業機械工学科卒業。同年、株式会社リクルートに入社。10年間にわたり、通信事業を中心に経営戦略、新規事業立案、マーケティング戦略立案に従事。1998年「日本老化制御研究所」を擁する日研フード株式会社に入社。取締役経営企画室長、サプリメントの製造子会社の代表取締役社長として活動。2006年「医療従事者が自信を持って使えるサプリメントを提供してほしい」と
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からの引用です。
■イソフラボン■:
大豆に含まれるフラボノイドのことを言うそうで、エストロゲン(女性ホルモン)様物質だそうです。
更年期障害、骨粗しょう症に改善効果があるとされます。乳がん、子宮がんの予防効果もあるといわれています。
●イソフラボンの種類●:
<ゲニステイン>
エストロゲン(女性ホルモン)様物質に化学構造が似ているため、作用が強めです
<ダイゼイン>
女性ホルモン様物質としての作用がマイルドなので、イソフラボンを飲む場合、ダイゼインが使われたサプリメントのほうが安心とのことです。
ただ、ダイゼインは大豆胚芽周辺にしかなく、少量しか摂れないため、何も書かれていないイソフラボンは、ゲニステインが使用されていると思ってよいそうです。
●イソフラボンの注意点●:
家系に乳がんの人がいたら、イソフラボンの摂取は控えたほうが良いそうです。
たとえ少量であっても女性ホルモン様物質の細胞増殖作用で乳房や子宮の細胞の増殖が促進され、ガン化する可能性が考えられるからだそうです。特に作用の強いゲニステインは要注意だそうです。
大豆は、輸入品が多く、アメリカからの輸入も多いです。アメリカ産大豆の80%は遺伝子組み換えと言われています。それを考えますとサプリメントのイソフラボンの大豆も遺伝子組み換えである可能性が高いそうです。加工食品になってしまうと原料の大豆が遺伝子組み換えかどうかを確認できません。摂取してすぐガンになるということはありませんが、発がん性の疑いのある遺伝子組み換えの大豆を摂り続けることはお勧めできません。
以上ご参考までに!