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田村忠司 東洋経済新報社発行年月:2013年09月20日 予約締切日:2013年09月19日 ページ数:221p サイズ:単行本 ISBN:9784492223338 田村忠司(タムラタダシ)1965年生まれ。富山県出身。1988年東京大学工学部産業機械工学科卒業。同年、株式会社リクルートに入社。10年間にわたり、通信事業を中心に経営戦略、新規事業立案、マーケティング戦略立案に従事。1998年「日本老化制御研究所」を擁する日研フード株式会社に入社。取締役経営企画室長、サプリメントの製造子会社の代表取締役社長として活動。2006年「医療従事者が自信を持って使えるサプリメントを提供してほしい」とい
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サプリメントの論評の続きです。
●お酢サプリメント●
お酢を直接飲むとむせたりします。それで、サプリメントがもてはやされているそうです。
お酢のサプリメントは「アミノ酸が豊富」とうたっているものもあります。
ところが、次のようなものもあるのでご注意を、という内容です。
一瓶 90粒(30g)中、アミノ酸の量は10g程度(全体の30%)
しかも、そのアミノ酸(=グリシン=コラーゲン=ゼラチン)は分厚いソフトカプセルの部分だというのです。
つまり、お酢のアミノ酸が豊富といっても、体内に入っても溶けないことがある分厚いソフトカプセルのゼラチン部分のことを言っているらしいのです。
また、お酢にアミノ酸が豊富なのかということについては、平成16~17年に名古屋市消費生活センターが行った実験では、食酢のアミノ酸量は、せいぜい2%ほどであるので、食酢はアミノ酸供給源としては期待できないという報告もあるそうです。
じゃあ、アミノ酸は何から摂れば良いのかについては書いてありませんでした。そこが残念でした。
以上ご参考までに!