資料は、
「クスリを使わない慢性病の治し方」森下敬一著 海南書房刊 1978年11月2日初版
から引用させていただきました。
病気の入口になりやすいお腹がはることを事例に、お腹がはる以外にもすべての病気に当てはまる原因・対策を列挙しました。
お腹がはる(=鼓腸)3要因:
1.血液が酸毒化して腸壁の細胞に代謝異常が起こったり、血液がドロドロになる→血流が悪化
2.十分消化できず腸内で腐敗発酵→ガスの発生
3.腸に毒素その他の有害物質が作用して腸の運動が低下→ガスの排出障害
病気の3大要因::
※赤文字の説明は、鼓腸に関する記述が中心でその他の関連作用の説明は省略
1.動蛋食品(例:肉、牛乳、卵)
→腸内で不消化物が腐敗し異常発酵
*異常発酵でアンモニア、アミン、硫化水素、インドールのような有毒が発生
*アレルギー体質になりやすい
*肉は体臭・ワキガを強烈にする
*肉の代わりに発酵食品(味噌、納豆など)が良い
*長年の肉食の毒を解毒するにはジャガイモを常食にすると良い
*老廃物の排出には本物の醸造酢を適量摂る。
それはまた腸内のカルシウムの吸収を良くして鎮静効果が得られる。
2.精白食品(例:白米、白パン、白砂糖など)
→ミネラル、酵素不足で病的バクテリア、雑菌を異常繁殖させ、
腸壁をたるませ(血管も弾力性なくなる)、機能減退を引き起こし、便秘その他になる
*精白食品は消化が良すぎて血糖値を急上昇させインシュリン分泌機能が破壊され
糖尿病になる
*白砂糖は、細胞膜を溶かすので心臓、血管系に障害が出やすい。
*白砂糖はカルシウム不足を招き神経を不安定にする
*白砂糖の代わりに黒砂糖を摂ると良い。
*体細胞の弾力性・緊張性を回復するには副食に根菜をとると効果的。
*膿性の鼻水の人は、肉、白砂糖、アレルギー性鼻炎の人は卵、牛乳をいっさい止めること
3.化学物質
→腸の粘膜に直接作用し腸の機能を混乱させてしまう
例:
・食品添加物入り食品(人工色素、人工保存料、人工香料など含む)
・合成食品(化学調味料、粉末ジュース、合成酢、精製塩など)
・純粋化学物質にちかい食品(白砂糖)
慢性病の予防と対策は3つ(こちらも全ての病気に当てはまる):
1.玄米菜食
*主食:玄米→内臓機能を健全化し基礎体力を増す
*副食:野菜、海藻、小魚、貝類
※肉からの塩分と油の補給がなくなるので、海塩とゴマをしっかり摂ると良い
ごま塩にしてご飯にかけて食べるのが手っ取り早い
2.健康食品
*胚芽:血液症状を正常にする
*葉緑素:毒素の中和・解毒
*酵素:腸内細菌のバランスを回復させる。腸機能を回復させ体質を中庸化する
*酵母含んだ食品(酵素の補足):本物の味噌、醤油、納豆
3.薬草茶(体の悪いところによって飲む薬草は違う)
ここまでがまとめです。
以下は参考です。
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薬だってこんなに効かない 森下敬一 ダイナミックセラーズ出版発行年月:2001年12月 ページ数:299p サイズ:単行本 ISBN:9784884932909 森下敬一(モリシタケイイチ)昭和25年・東京医科大学卒業後、生理学教室に入室、血液生理学を専攻。昭和30年・千葉大学医学部より学位授与。昭和35年・「消ガン」と「長寿」を目指す自然医学理論(森下理論)を提唱。昭和45年・「自然医学会」「生命科学協会」「お茶の水クリニック」を創設。昭和50年・世界的長寿郷の実地調査開始。昭和62年・国際シンポジュウムに於いて、「シルクロード長寿郷」の新概念を提唱。現在・国際自然医学会会長。トビリシ国立医
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ガン医療の賢者たち
抜かした部分も多いですが、今回は原則の部分をまとめました。
以上日常にお役立てください。