お笑いコントの老人?「あんぱん」 | トリップちゃんねる

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NHK連続テレビ小説「あんぱん」が、9月26日に最終回を迎えた。

最終回を見届けたあるユーザーは「あんぱん、最終回まで最高でした。細部まで愛おしさに溢れた作品ありがとうございました」と感謝の言葉を投稿。また、別のユーザーは「たかしとのぶちゃん良い夫婦だぁ。匠海くん、美桜ちゃん共にめっちゃ良かった」と主演二人の演技を称える声もあったとの事。

さらに「あんぱん良かった。ばけばけも楽しみ…」と、早くも次期朝ドラ「ばけばけ」への期待を示す声も上がっているとの事。

朝ドラは半年間にわたって放送される国民的な連続テレビ小説であり、その最終回は常に大きな注目を集める。特に今田美桜演じるのぶと北村匠海演じる嵩(たかし)の夫婦像に共感した視聴者は多く、最終回はこの二人の好演だけで締めくくられた。

ぼくもこのドラマは、全部見ていて時には涙を誘う感動的なシーンも多かった。戦争に関しても新たな方向から考えるヒントを与えてくれる場面もあって、貴重な朝ドラの1本になっていた。また、このドラマを見てから、やなせたかしの漫画「アンパンマン」を見ると、今までと違った想いで見ることができるはずだ。

終わってみれば、本当に色々なシーンがあり、毎回ネット記事があがって朝ドラはやいのやいの言われて大変だなぁとも感じた。でも、そのうえでぼくも1点だけ、不満だった点があってここに書かせてもらうと・・・・・。

老けた後の主役の二人を含め周りの人も、お笑いコントの老人にしかみえない。だから、せっかくのドラマが終盤に台無しになっていた。老人役は、白髪にして肌に少しシワやシミをうっすり入れれば出来上がりというものではない。

このドラマに限らず、NHK連続ドラマでの老けた演技とメイクが下手ずぎだ。中途半端でもう笑うしかないレベル。声の出し方、動作、姿勢、表情などもう少しまともに老人を演じてほしいし、それができないなら、年代で別の人に演じてもらうべきだと思った。

参照:朝ドラ「あんぱん」、2人だけの最終回の意味