＜ダイヤモンドバックス0－8ドジャース＞◇25日（日本時間26日）
ドジャースの大谷翔平投手（31）が日本時間26日、ダイヤモンドバックス戦で指名打者で出場。第3打席で4試合ぶりのホームランとなる自己最多タイ54号を放った。
● 大谷それHRになるんか
右中間にある敵地の名物プールに打ち込んだ。2年連続3度目となるシーズン100打点に到達した。
大谷は、右手一本で救い上げるようなフォームでのホームランの為か、SNS上では「久々じゃね大谷の変態ホームラン 由伸の援護も久しぶりだし 由伸は7回まで行って欲しいな」「あのスイングでホームランって、、！！大谷さんのみが成せるワザだわ」「大谷それHRになるんか」と驚きの声が続々と寄せられたとのこと。
大谷だけではなく、フリーマンも大活躍。フレディ・フリーマン内野手（36）が2回に先制の22号ソロ、4回に23号2ランと2本塁打で勝利を引き寄せた。
アンディ・パヘス外野手（24）も、最初のフリーマンのホームランに続いて2者連続本塁打などで4点を先行し、先発の山本由伸投手を援護した。
先発した山本由伸投手は6回4安打無失点の快投で12勝目。今日はドジャースの大活躍した日で、ダイヤモンドバックスに点を与えなかった。点差が開いたままだったので、少々スリル感に乏しいとさえ感じた試合だった。
● 大谷を囲んだ人たちが「MVP！」
ドジャースは2021年こそ1ゲーム差で優勝を逃したものの、ここ13年で12度目の地区優勝。
米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」はクラブハウス内で行われたシャンパンファイトの様子を中継した。同局のインタビューに応じたフリーマンは山本を絶賛。「数字を見てよ。防御率2.50を下回り、WHIP1.00以下。200奪三振。本当に信じられないぐらい素晴らしいよ」と称えた。
さらに「昨年怪我して3か月ぐらい離脱して、そこからポストシーズンで僕らのためにしてくれたことは……」と続けていたところで、「MVP！」の大合唱が聞こえてきた。
フリーマンは「あれはショウヘイに対するチャント（応援歌）だろうね」とインタビューを中断し、声の聞こえる方に注目。NHK BSの中継では、大谷を囲んだ人たちが「MVP！」と叫びながらシャンパンやビールをかける姿が映っていた。
フリーマンは「ああ、やっぱりそうだね」と笑いながら確認すると、「彼はまたMVPを受けるに値する。信じられないほど素晴らしいよ」と絶賛し、インタビューを再開させた。
参照：シャンパンファイトで珍事 「あれはショウヘイへの…」大合唱で
「変態ホームラン」「それHRになるんか」大谷翔平驚がくの右手1本54号