英リバプール大学の法学部に在学していたミア・オブライエン容疑者(23)が、ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕された。彼女は市内の中央刑務所に投獄されている。そこは"地獄の刑務所"と悪名高く、母親が必死の訴えを起こしている。
容疑者の母によると昨年10月、ドバイの友人とボーイフレンドに会いに行ったところ、アパート内で約50グラムのコカイン所持の疑いでほか2名と共に逮捕された。アラブ首長国連邦における麻薬犯罪は最悪、死刑が宣告されるほどの重罪とのこと。
容疑者は無罪を訴えたが、7月に有罪判決を受け、裁判所から約2000万円の罰金と終身刑を言い渡された。彼女が収監されたドバイ中央刑務所とはどんな場所なのか。
「劣悪な収容環境、不十分な医療体制、看守による拷問など、問題を挙げれば枚挙にいとまがない。米メディア『New York Times』は"地獄の刑務所"と報じています。オブライエン容疑者は、ほかの6名の女性囚人と一緒に独房に入れられ、マットレスと枕だけを与えられて床で寝ているそうです。
昨年夏に収監された他の受刑者によると、1つの監房に20人が詰め込まれ3台のベッドを毎晩のように奪い合っており、悪臭が漂うなど衛生環境も最悪。また、看守や警察官から殴る蹴るの暴行を受けることもザラで、さらにはレイプも日常茶飯事だといいます」
ドバイと言うと、映画などに出てくるイメージでは、近代的な高層ビルが立ち並ぶ、リッチな人が住んだり滞在する場所だが、一方ではそんなひどい前時代的な刑務所も存在することに驚かされる。しかし、刑務所で看守による拷問、レイプも日常茶飯事というのは、さすがに問題だしやめさせるべきだと思う。
だが、Yahoo記事に対するコメント欄を見ると「刑務所のあるべき姿だと思います。刑務所は暗くて汚くて怖いところ。そう思わせないと犯罪抑止になりません。まさにブタ箱でなければいけない。」という発想もあることに驚いた。
それも、他の人も同じようなコメントを書いている人がいる。記事で訴えていることと同時に刑務所に、もしくは囚人に対する差別的な発想の根強さに危機感を覚える。
参照:「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監された女性容疑者(23)
