
窃盗事件がきっかけで、容疑者の部屋の中を捜査関係者が調べた時に自宅の飾り棚の中に頭蓋骨を3個見つけた。その中の一つは、7年半前に行方不明届けを出していた当時21歳の宮本果歩(みやもと かほ)さんのものだということがわかった。
埼玉県警は6月16日、宮本さんを殺害した容疑で無職・斎藤純容疑者(31)を逮捕した。
斎藤は、宮本さんに対し「ロープを使って首を絞めて女性を殺した」「合意の上で殺した」「動機は単純な殺意そのもので、他に何の理由もない」「遺体は自宅前のゴミ捨て場に捨てた」と供述している。
それにしても、自分で殺害した相手の頭蓋骨を部屋に堂々と飾ってあるというのはずいぶん、大胆な神経だ。但し斎藤は、両親と三人で暮らしていて、ドアにつっかえ棒などをして家族が部屋に入れないようにしていたという。
3個の頭蓋骨のうち1個は、人骨ではなく木製ということ。もう1個は警察が鑑定を進めているが身元の特定には至っていない。斎藤は「標本として売られていた頭蓋骨をインターネットで購入した」と話していて、事件性はないとみられている。
人間の頭蓋骨は、ネットで購入できるものなのかと思って検索してみると、YAHOO オークションで約17万7千円で出品されていたものを見つけた。だから、残りの一個は斎藤が言うようにネットで購入したとも考えられる。
ネットでどこの誰ともわからない頭蓋骨が売買されているという状況も、危険なのではないか。高額なので、事件とつながりのある頭蓋骨も売買されているかもしれない。
斎藤は子どもの頃から殺人願望を抱き、「頭の隅には人を殺したいという考えが付きまとっていた」と供述。また、犯行はかなり計画的であることがわかってくる。
斎藤には兄がいたが、その兄は19歳の時にバイクの事故で亡くなっている。また10年ほど前に、母親が新興宗教にハマっているという噂が立ち始めたという。
斎藤を知る人の声を記事から拾っても、彼の性格に関する否定的な声は聞こえてこない。それが事件に対して、どこか掴みがたい空気感を感じさせる。
息子が斎藤と同級生という女性は、男の両親とも仲が良かったという。斎藤とはあいさつをする程度だったが、「優しそうで礼儀正しい人だった。そんな感じの人じゃないのに」と話した。
小学校時代の同級生はこう話す。「小学校のときに一緒で隣の席のときもあったんですけど、その時、私が教科書忘れたときでもやさしく見せてくれたりとかしてて。別にこれと言って変な雰囲気とか持ってない印象でした。」
参照:20代女性の頭蓋骨、飾り棚に置いていた男…路上で“通り魔”の練習、通行人の女性で
何が】容疑者宅から7年半行方不明の宮本果歩さん(当時21歳)の頭蓋骨…斎藤純容疑者
〈埼玉・“頭蓋骨標本”を収集〉「爽やかだった…」兄が事故で死亡、新興宗教にハマった母