
タイの首都バンコクで身柄を拘束されて日本へ移送され、4月8日に逮捕されたたのは関東連合の元メンバー冨沢こと山口哲哉容疑者(46)。
● 中学生にして組とやっている
山口哲哉容疑者は特殊詐欺グループのトップとみられており、殺人事件で国際手配されている見立真一容疑者と中学校の同級生だったことがわかったという。今回、山口容疑者の逮捕を受けて見立容疑者に関する捜査が進展する可能性があると見られており、この事は大きい。
見立容疑者は、2012年9月に飲食店経営者が殺害された事件のリーダー格でフィリピンに逃亡していたことがわかっており、それ以降の足取りが12年間、不明のままだった。
見立真一と同級生で同じ関東連合というわりには、山口哲哉という名前は今回の日本へ移送というニュースで初めて名前を意識した。
不良グループのリーダー格だったという山口容疑者。同じ不良グループの仲間となった見立と山口はある時、地元の暴力団ともめごとになったこともあったという。
中学の同級生が語る。
「このグループが、たまに組(暴力団)とどうとかって話も出ていて、そこともめてて、お金を持っていかなきゃいけない話があった記憶はものすごくあります。中学生にして組とやっているのか、みたいな感覚ではありましたね。」
● やっと捕まえたか
ところで、山口容疑者はカンボジアで何をしていたのか。
カンボジアの首都プノンペンにある日本料理店「胡蝶」の実質的オーナーとして、詐欺グループに弁当を出していたという。カンボジアの旅行代理店で働くT氏に、日本料理店「胡蝶」の評判を聞くと・・・
2023年、プノンペンのアパートにあった特殊詐欺グループの拠点で、日本人20人以上がカンボジア当局に拘束された直後、店は突然閉店したという。
「ここではみんな彼が関東連合で、日本の特殊詐欺に関わっていることなんて知っていました。そういう意味で有名な店でした。」
「夜逃げする前は、使い捨てお弁当箱を少なくとも毎日50個以上仕入れていたようです。一般営業ではなく、詐欺グループのスタッフ向けの弁当販売で経営が成り立っていたんでしょう」と、T氏。
現地では多くの人が”やっと捕まえたか”という感覚だったという。
地元メディアの報道によると、カンボジアから逃げた山口容疑者はタイのバンコクで家賃80万円の家に住み、電子マネー1億3000万円以上を所有していたとのこと。
参照:【独自】「不良グループの先頭にいた」タイから強制送還された山口哲哉容疑者の中学時代とは…
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態