占い師・濱田淑恵(よしえ)容疑者の事件は、大きな事件だと思うのだが、あまりテレビでは取り上げられていない。
8千万円だまし取られた男性がいて、男性2人に自殺教唆を行い、2人は海で死亡している。和歌山の海で絶命していたのは、会社員の寺本浩平さん(当時66)とアルバイトの米田一郎さん(当時51)。
ドジャースの大谷翔平の活躍を追いかけるのに、忙しくてそれどころではないのだろうか?
ぼくも18日、19日にドジャース対カブスの2試合を見ていて大いに楽しんだ。試合放映以外でも、ワイドショーなどで番組の時間を目いっぱい使ってメジャーリーグベースボール特集を組むことを、どの局も行っていたようだ。さすがに「大谷と佐々木朗希の話題はもういいや」と、思ったものだ。
● 幼少期の頃より霊感が強く
ところで、濱田の事件だが週刊文春3月27日号に5ページ、特集記事が組まれていた。
濱田淑恵は、濱田真実(はまだまみ)という名前でホームページを開いていた。
〈私は大阪生まれ大阪育ちの濱田真実と申します。幼少期の頃より霊感が強く敏感な性質で直感的に事象の移り変わりを分かってしまう様な大人びた子供でした〉
これは2007年に開設したホームページ「スピリチュアルカウンセリングライトワーカー」に記載されていたプロフィールの一文だ。
カウンセリングの料金体系は〈波動調整宇宙エネルギー注入ワーク込み〉で90分2万5千円、延長料金は30分8千円とある。
「濱田は当初、大阪市の天王寺付近で占いや人生相談を行っていたようです。店舗を構えるのではなく、ファミレスなどを利用したりしながら一対一でカウンセリングをする。ハマった信奉者からすれば、『過去のことをドンピシャで言い当てるので凄い』と。完全に信じ切っていました」(スピリチュアル関係者)
そのページを見つけたことによりカウンセリングを受けたのが、寺本さんと米田さんだったという。濱田に心酔させられた
二人は自分の給料や資産を言葉巧みに奪い取られていくのである。
お金を払って占いをしてもらった事がないぼくには、他人に自分の人生を占ってもらうという感覚がわからない。また8千万円ものお金を搾取されるまで、言われるままに出してしまった男性の心理状態も気になるところだ。個人的に、まだまだ文春の記事だけではもの足りない気持ちで、こちらの事件に関する記事はこの後も追っていきたいと思っている。
● スナックのママでもしているのかな
濱田が活動の拠点を大阪府河内長野市内に移したのは、ほぼ同時期にあたる15年以上も前のこと。当時、濱田が住んでいた賃貸住宅の近隣住民は、印象をこう振り返る。
「妖艶な女性でした。北新地のクラブほどじゃないけど、スナックのママでもしているのかなと思っていました。いつも黒っぽい上品な服を着ていて、古いロールスロイスのような特注の車に乗っていました。三人の息子と四人家族で、父親はいなかったです」
ところで、濱田の埋もれていた事件を掘り起こさせることになったきっかけは、8千万円、奪われ男性Cさんが警察に相談したことによるとのこと。
「昨年5月中旬、Cさんは恐喝の被害を大阪府警に相談。府警が詳しく話を聞くと、Cさんは濱田と滝谷が寺本さんと米田さんの死に関わっているのかもしれないと説明した。和歌山県警に確認すると、2020年8月に二人の自殺事案を扱っていたことが判明。Cさんがスマホに記録していた音声データにも、濱田らの犯行を示唆する内容が含まれていた」(捜査関係者)
今年1月以降、濱田さはCさんに対する恐喝容疑で二度逮捕され、3月11日、寺本さんと米田さんに「命を捨てて悪いものを取り除く」などと伝えて自殺をそそのかしたとして再逮捕されたのであった。

捜査関係者などによると、元社長の寺本浩平さんは2014年にオーディオ機器の会社を設立したが、2年後の2016年に社長を辞任していた。その後、濱田容疑者の信者で、男性の遺書を偽造した疑いで逮捕された寺崎佐和子容疑者(47)が社長に就任していたことが分かった。
寺本さんと同じ業界で会社を経営する知人はNHKの取材に対し、「男性は2016年ごろ、『売り上げが上がらず、社長をクビになった。寺崎という女性に会社を乗っ取られそうだ』と話していた」と証言している。
登記簿によると、会社は寺本さんが死亡した翌月に裁判所から破産手続きの開始決定を受けていた。寺本さんは会社を設立する前の2008年ごろから信者となり、献金などを行っていたということで、警察は濱田らが寺本さんを精神的に支配していた疑いがあるとみて調べている。
参照:狂気の女占い師・濱田淑恵(62)が操った“乱婚”信者サークル
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