女占い師の自殺教唆の動機は「約30歳下恋人の除霊儀式」 | トリップちゃんねる

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占い師・濱田淑恵(よしえ)容疑者(62)をめぐる事件はかなり特殊な事件だ。「文春オンライン」にアップされている記事を読んでも、濱田容疑者の発言の意図するところの理解に苦しむ箇所が多い。

「私に創造主である神が降臨している」――。彼女はそう繰り返して、男女の“信奉者”を集めていたという。

4年半余り前、和歌山の海で2人の男がコードで結ばれて入水した。砂浜に2人の男性が仰向けの状態で倒れ、波に打たれていた。当時、和歌山県警は『事件性は低い』と判断。自殺として処理したが、2人の死は入水自殺に擬装された事件であった。

波打ち際で絶命していたのは、会社員の寺本浩平さん(当時66)とアルバイトの米田一郎さん(当時51)。2人の男は濱田の信者でもあった。2人はロープで結ばれていたが、それを結んだのは濱田の信者の滝谷奈織(なぽり)容疑者(59)であった。

男性2人をそそのかして入水自殺させたとして、大阪府警は3月11日、大阪府河内長野市に住む自称「占い師」の女、濱田淑恵を自殺教唆などの容疑で逮捕した。

濱田には30歳年下の交際相手がいた。

「濱田が救おうとしたと語る交際相手とは、約30歳下のB。交際が始まったのは15年以上前、Bが16歳の時だった。Bは濱田と暮らすようになったが、やがて精神を病んで出て行ってしまったと。濱田はBに悪いモノが取りついたと解釈。自分や信者の命を捨てることで取り祓うつもりだったと話している」(捜査関係者)

記事では、濱田、信者の滝谷奈織の他、亡くなった寺本さん、米田さんを含め4人で横1列になって真夜中の海に入水したという。4人のうち、結果として濱田と滝谷は生き残り、寺本さんと米田さんは溺れ死んだ。Bは濱田のもとを去ったまま戻ってきていないという。

本当にそこで濱田・滝谷は彼らと自殺する予定だったかは、多いに疑問の残るところだ。

また、もう1件の濱田が「占い」を受けた当時40代の男性から金をだましとった事件も言っていることがめちゃくちゃだ。この恐喝事件について濱田は、自殺教唆での逮捕と同日の今年3月11日に起訴されている。

「お前はカネに執着している。お前と両親の全財産を、一旦私にささげろ」
「決して逃げるべからず。逃げたらどうなるか分かってるな。あの2人、ぷかぷか浮いておったぞ」
つまり、逃げれば海で亡くなった寺本さん、米田さんと同じように死に追いやるという意味だ。

更に「私を愚弄したやつ、とことん追い回しとんねん」「絶対、私を怒らせないこと」と迫り、後日電話でも「有り金を集計して金額を報告して、私に渡すこと」「2000万円と今持っている現金を持ってくるように」と執拗にカネを要求。結局、2300万円を持参させて脅し取った。

「魂の親よりも、肉体の親をかばうのか。両親の命も、私が造ったんだ。私は両親の命だって、どうにでもできるんだよ。でも、殺すまではしない」

「お前、逃げるなよ。私から逃げたら、両親の命も、私が造ったんだから、どうにでもできるんだよ」
こうして総額8000万円もの金銭をひとりの男性から脅し取っていたという。

そして濱田の主催していたのは、彼女を頂点とする男女の信者間で結婚と離婚を繰り返す“乱婚サークル”でもあった。

週刊文春3月27日号に、この事件の記事が掲載されるようなので、そこでさらに事件の詳しい内容が確認できるのであろう。

参照:〈私に神が降臨〉〈全財産をささげろ〉自殺教唆で逮捕 占い師女(62)
   “男性信者2人を自殺教唆”で逮捕、女占い師の動機は「約30歳下恋人の除霊儀式」