夜に駅前のショッピングモールを散歩。今、大屋根の改修工事をしている。その工事の様子はどこかアートを観ているような気持にもなり、見上げてしばらく見続ける。

「1日に必要な栄養が備わっている一つの薬カプセルを飲んで、それで食事は終わり。」というような話を星新一のショートショートの中で読んだような気もするけど、実際にそのような食事をおこなっている人がいる。

IT企業に勤めている笠原元輝さん(35)の食事は、約20秒で終了するという。笠原さんの食事はドリンクタイプの完全食とプロティンを混ぜたものを摂取するだけ。
その生活が6年続いている。なぜ、そのような食事に変えたかというと、このように説明している。「準備、食べる、食べた後は集中できなくて眠くなる。それを3回も繰り返さなきゃいけないのが非常に効率悪いなと」。
笠原さんは結婚していて、「妻は妻の食事、僕は粉で、完全分業制。一緒に向き合って食べるけどすぐ終わるので、普通に食卓を挟んで会話する」と明かした。
記事では、管理栄養士の篠原絵里佳氏が、完全食のデメリットを咀嚼という観点から説明している。「噛むと、顔の筋肉と骨に効果がある。骨粗しょう症というのは、何も体だけではない。顔面に起こると皮膚が寄り、しわやたるみの原因になる。」
しかし、未来的な食べ物や食べ方の可能性を探る意味で、笠原さんの食事は面白い試みに思える。
参照:「食事は効率が悪い」 “完全食だけ生活”を6年続ける男性