退職で思い出した忘れられない変な飲み会 | トリップちゃんねる

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品川にオフィスがあった頃、帰り道でよく見た夕暮れの風景

 

私は4月末で退職となり、4月18日を勤務の最終日としていた。

思えば、そもそも「なんかだるいなぁ」というような『めんどくさがり屋』の『なまけもの』なのに、我ながらずいぶん頑張って働いてしまった。

自分の心と体を休めること、そして生きることを楽しむ事を目標に、今後は過ごしていきたいと考えている。

U-NEXTの動画を観たり、本を読んだり、映画館に行きたい。またTVでの大谷の野球も楽しみだ。

滝を見るのが好きなので、滝を巡る旅にも行きたいし、実家・青森でやる麻雀も楽しみだ。

ところで、先週の12日(金曜日)に、自分を含めて6人の少人数での送別会を開いてもらった。ありがたいことだ。

お店の人に店内で写真を撮ってもらったのだが、光が足らなくて男だけの怪しい飲み会に見えなくもなかった。思えばこんな風に気軽に写真が撮れるのだから、飲み会に行くたびに思い出に写真を取っておけばよかったと思った。

今まで働いてきて、色々な飲み会があった。長い会社生活を思い起こすと、仕事の事より、どうしても飲み会で起きた色々なことが思いおこされる。

私は、○〇〇電機という会社の情報部門からの転職で、2001年に現在の会社の関連会社に入社した。その時も数日過ごすと、いきなり顧問と言われているお偉いさんに、「今日は二人で飲みに行くぞ!」と言われ、会社からいきなりタクシーで連れて行かれた。

2時間くらい乗っていた。タクシー代がずいぶん気になった。『こんなにタクシーでお金かけて行くんだから、どんなすてきなお店に連れていかれるんだろう?』と、ちょっとわくわくした。

到着したのは、予想に反して平凡な小さな小さなスナックだった。そしてまた小さなおばあさんがそこのママさんだった。客は顧問と私の他は誰もいない。思いっきり、テンションが下がったのを今でも覚えている。そしていきなりカラオケ。

顧問は美空ひばりが得意でそれを何曲か歌い終わって、すぐに私の番。井上陽水でも歌おうかとおもったら、
「美空ひばりの曲を歌え!」と命令された。
「美空ひばりの曲は知らないです」
「いいんだよ。適当に曲をつけて歌え!」

めちゃくちゃだと思いながらもしょうがないから、流れる曲に即興で適当なリズムをつけて美空ひばりを歌った。変なシチュエーションだなぁと、自分で自分がおかしくなった。

顧問は嬉しそうな顔で「へたくそ!」と歌っている私に叫ぶ。曲もわからず、歌っていてうまく歌えるわけもない。ママさんは口に手をあて、笑いをこらえていた。

1曲のうちに何度も「へたくそ!」と顧問は叫んだので、もう満足しただろうと思ったら、またリクエスト。知らない美空ひばりの歌を歌わせられ、そしてまた嬉しそうに「へたくそ!」と叫ぶ。

まるで「へたくそ!」と叫びたいがために、2時間もかけてタクシーで連れてこられたようなものだった。まあ、最初の忘れられない飲み会の想い出となった。