いつものごとく今回の内容とは何も関係のないイラスト。思えば、魚もよくぼくのイラストに出てくる。
この前、Yahooニュースで、匂いに関する悩みの記事を読んだ。その記事の内容は、「自分のおならが臭くて悩む女子」のお話。と書くと、おちゃらけた内容に聞こえてしまうかもしれない。でも、記事の表現に合わせて「過敏性腸症候群というガスの症状に苦しんだ女性のお話」と書くとその悩みが切実なものとして聞こえてくるから不思議だ。
その女性は高校1年生の頃、授業中や休み時間に、お腹がガス(おなら)で張るようになった。トイレへ行っても周りに音が聞こえるのが不安で我慢し、そのうち、腹痛や下痢などの症状に悩まされるようになった。病院の内科を受診し、過敏性腸症候群の診断を受け、整腸剤などを服用するようになったが、症状はなかなかよくならず、授業中の離席など事前に教員へ相談して過ごした。
大学へ進学すると症状は落ち着いたという。講義中にトイレへ行っても誰も気にしない、クラスから離れた図書館のトイレをいつでも利用できるのがよかったとの事。
大学卒業後は放送関係の会社に入社。ある日、トイレへ行った帰り、別の部署のディレクターが彼の部下に「なんか、おならくさい」と大声で話しているのに気がついた。「部署は違うけれど、そのディレクターとは、ときどき一緒に仕事をする機会があった」という。以降、ディレクターの近くを通るたびに、執拗に「におう」「くさい」と言われた。
不安を感じる日々に、高校生の頃と同じようなお腹の違和感が増えていった。次第に、街中で誰かとすれ違っただけで「くさい」と言われた気がして不安でたまらなくなり、人と関わったり、誰かと同じ部屋で過ごしたりすることができなくなった。それで、次第に普通の生活を送ることにも難しさを感じ、結局は会社を退職してしまった。
現在は、恋人もできて、精神的におちついたという。「おなかが張るとドキッとしますが、それでも昔のようにパニックになることはありません。転職によって仕事が軌道にのったこと、それにプライベートでは信頼できるパートナーに出会ったことも影響しているかもしれません。『においがする』と指摘されることもないし、仮にあったとしても、人間だし多少はいいじゃないかと思えるようになりました」
彼女の場合は、匂いの呪縛から解放されて良かったのだが、匂いというのは気にしたらどこまでも気になるものだから、これは人事ではない。
ところで、その記事はぼくだけが興味を持って読んだのかと思っていたら、意外に多くの人が読んでいたようで、26日のYahooニュース・アクセスランキングのトップに入っていた。
匂いといえば、ぼくは64歳なので、不安なのは加齢臭ということ。自分の身体から、ヘンな匂いがするようで気になるときがある。思い過ごしならいいのだけれど、こんなに自ら気になるというのは、実際に加齢臭がひどい時があるのだろう。
ネットで読むと対策は色々とあるのだが、それを実行していくのも面倒な気がしてくる。「人に会わないようにすればいいだけなのかな?」「今は在宅勤務で人とは、妻以外はリモートで会うだけで匂いは届かないないし・・・・・・」などとついつい安易で消極的な方向に逃げたくなる。
ところで、ぼくの不安は加齢臭だけではなくて、パンツに沁み込んだ尿の匂いもある。そのアンモニア臭は強烈で、頭の芯までジンジンとしびれさしてくれる。パンツは1日に2度変えるようにしている。でも、パンツを履き替えるときに、今まではいていたパンツの匂いをかいでみると、その臭さに頭がグラグラする。尿トリップしそうになるくらい臭くてすごい。
いやはや、年を取るというのはしんどいもので、妻にも迷惑かけるし「臭い」というお荷物を2個も抱えてしまった。
参照:「おならくさい」上司の発言に苦悩「過敏性腸症候群」を患った30代女性の現在
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