いつも同じマークのような画像が、頭に中に何度もでてきてその騒々しさをイラストにしてみた
『何時に寝て何時に起きるのか』というような話題は、どういう会話の流れか覚えていないけれど、よく話している記憶がある。その時は「夜中の3時に寝て8時に起きている」と答えると、大抵は驚かれる。
こんなに深夜に寝ることが可能になったのも、在宅勤務ができるようになったおかげなので、夜型のぼくにはありがたいかぎりだ。それまでは、通勤に約2時間半かかっていたため、朝は5時半には起きて、6時15分には自宅を出ていた。今では考えられないくらいの早起きの毎日だった。
それで、次にくる質問は「そんなに夜遅くまで何をしているの?」。
ぼくの場合は、パソコンで仕事の残務処理をやったり、その後に好きなドラマや映画を動画配信やテレビで見ている。U-NEXTという動画配信に入ってから、次々に面白いドラマや映画がみつかり、時間がいくらあっても足りないようになった。
それでも映画館にたまに行く。映画館の明るい館内が急に開始のブザーと共に暗くなっていき、その暗くなるにしたがって、自分自身の存在感が消えて完全にスクリーンに意識が集中するその瞬間がとても好きだ。
最近ではレオナルド・ディカプリオ主演の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を観に行った。油田を掘り当てた先住民たちの莫大な富に目を付けて、白人たちが先住民との政略結婚、強請り、殺人と手段をエスカレートさせていく話し。実際の事件がベースとなっているが、さすがに3時間26分の映画は長かった。
この長さに備えて、水分の補給は5時間くらい前からカットして臨んだ。どうしても年を取るとオシッコが近くなるからつらいところだ。昔は、3時間近くの長い映画はトイレ休憩があったのに、どうして今はなくなってしまったのか。
ところで、「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」の物語は退屈はしないし、歴史的な意味でも注目すべき事件だ。デニーロも出ているし出演している俳優陣もいい。それに何より奥さん役のリリー・グラッドストーンが少し太り気味なのだけど、沈黙の表情がダ・ヴィンチの絵画「モナ・リザ」のごとく不思議な味わいを持っている。
そんな彼女はじつはこの映画が来る前は、コロナで映画業界もストップして転職を考えていたという。スコセッシ監督からオファーがあり、その話題作の役をつかみ、今ではのエマ・ストーンと並びアカデミー賞主演女優賞の有力候補とみなされるまでになったとの事。
ところで、今年もあと二か月しかないけれど『今年見た映画で面白かった映画をあげるとしたら何だろう?』と、考えてみた。
四つ印象的な映画があるので以下、挙げていきたい。
1.スティーブン・スピルバーグ監督のフェイブルマンズ
フェイブルマン家の少年サミーの物語という形を取った家族のお話なのだけれど、人を好きになる事のどうしようもなさ、哀しさを含めて描いていた。そして映像が見る人によっては想定外のまるで別の感情を呼び起こすと言う怖さも描いている。
2.ジェラルド・ジョンストン監督の「M3GAN ミーガン」
AI人形のミーガンが、ただこわいだけではなく、綺麗でクールでとても魅力的だ。特にダンスが面白い。
3.ニール・ブロムカンプ監督の「グランツーリスモ」
ゲームのトッププレイヤーを集めて、プロのレーサにするという実際に合ったプロジェクトを映画化しており、そのアイデアを現実化する企業や関係者がすごい。
4.デイミアン・チャゼル監督の「バビロン」
下品さと画面から感じるパワフルなエネルギーと、黒人のトランペットを始めとするジャズ音楽やダンス。まあ、にぎやかで、にぎやか過ぎて楽しくも哀しい映画だった。
残り二か月間に、これらの4つを超える映画が出てくるかどうかが楽しみなところだ。

