
仕事に日々、追われて一日を楽しむこともなく時間だけが過ぎていく感覚に襲われる時に、ふと「何もしたくないなぁ」と、思ったりする。そう思いつつ、仕事がようやく一段落したときは、映画を観に行ったり本を読んだり、酒を飲んだりと気晴らしに追われてまた時間を費やしている。
そんなときに、哲学者のパスカルの言葉がふと思い浮かんでくる。
「すべての人間の不幸は、部屋に一人で静かに座っていられないことに由来している。」
だから、仕事として依頼人のために『なんもしないことを売りにしたサービスを提供している男性がいる。』というのは、何かに追われているのではなく、追われてしまう人々に逆の疑問符を投げかけているような不思議さがあり、心地よさも感じてしまう。
「レンタルなんもしない人」森本祥司さんが提供するサービス、それは「なんもしない」ことだそうで、森本さんは食事を共にしたり、顧客の話に耳を傾けたりする程度のこと以外はとくになんもしない自分を、1件1万円でレンタルしている。
2018年にこのサービスをツイッターで始めて以来、依頼を受けた回数は4000件以上だという。依頼主のおよそ4分の1がリピーターで、中には同じ女性から270回も依頼を受けたこともあるそうだ。
「なんもしないっていうのはどういうことかというと、飲食、何かものを食べたりとかはするんですけれども、飲み食いはする、あとは質問に答えたりとか、そういう簡単な受け答えはします」(森本さん)
また仕事で落ち込んでいたという公務員の女性は、2020年になんもしない人を依頼し、ピカチュウの着ぐるみを着た自分と一緒にカレーを食べに行ってもらった。その後、彼女は自分の身の上話を聞いてもらうために再び森本さんに依頼した。
森本さんは、自らの仕事を通して「人は何か生産的なことをしなればならない」という社会的な風潮が変わっていけばと感じている。ただ誰かのためにその場にいて、なんもしないことにも価値はあるのだと森本さんは言う。
以下は、Yahoo!コメントから。
sat*****3時間前
本当に何もしないのであれば半日出かけて家を留守にする時に警備員がわりに玄関前に立ってもらえばいい。
●33分前
なんも(あなたを傷つけるような余計なことは)しない人というのが、いま一番求められてるのかもね。
may*****6時間前
力仕事とかお掃除して欲しいとかなら?便利屋さんに頼めたりするけど。
ひとりでいれない場合に健全な方にそばにいて欲しいってお願いって誰にすれば?って思ったりしますね。
mix*****7時間前
目の付け所ですよね。
なんもしなくていいなら自分にもできるかも!
と始めたところでビジネスにはならないと思う。
この方だって始めは無償(交通費や食事代は別途)でやってたし。
gxa*****6時間前
1回1万円、4,000件の仕事の依頼…
これは間違いなく、近いうちにこの記事を見た(もしくは密告する人によって)税務署が査察に来るケースだ…
テレビなどで収入を公にすると、税務署が来ると聞いたことがある
参照:受けた依頼は4000件以上、人気の秘密は?「レンタルなんもしない人」