れいわ新選組の山本太郎代表(46)が麻生太郎氏(81)に対して「「はっきり言って、副総裁辞任とかじゃなくて、もうすでに万死に値する人間であると。万死に値する存在であるとしか言いようがないです」と言ったことがニュースになっていた。
その理由は「自国通貨建ての国債の発行という部分に関して、『なんの問題もない』『刷りゃあいいんだ、簡単だろ』と言ってきた人間が権力を取るまではそう言ってきて。権力を取った途端に渋りだす。確実に手のひら返しですよね」と指摘。
続けて「国の通貨発行権を使いながら全国にお金を回してデフレを終わらせるということを、ずっと言い続けてきた人間が完全に財務省の手先になっている」「副総裁とかそういう問題じゃなくて政治家自体を辞めた方がいいんじゃないかって話です」と述べた。
山本氏がその発言の前に話題にしていたのは麻生太郎の北海道の米に関する発言。
「年平均気温が2度上がったおかげで、北海道のお米がおいしくなった。昔、北海道のお米は『厄介道米』と言われるほど売れない米だった。農家のおかげですか? 農協の力ですか? 違います。温度が上がったからです」
さすがに、北海道の米がおいしくなったから、温暖化も歓迎すべきところがあるじゃないの。という結論はまずいだろう。
温暖化の怖さとして、調べるとすぐわかるいくつかのことがある。
一つめ、温度が上がると南極や北極の氷がとけ、そこに住む野生動物たちが生きていけなくなる。
二つめ、氷が海にとけ出すと海面の高さが上がる。すでにこの100年間で10~20cm海水面が上昇していて、南の島などが海にしずむ可能性も出てきている。
三つめ、気温が約4℃上がると、地球上の動植物の40~70%が絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)におちいるといわれている
だから問題にするべき発言は、山本太郎の”万死”よりは、麻生太郎の『北海道の米がおいしくなったのは、温暖化のおかげ』の方だと思う。
北海道の米は確かにまずかったが、おいしくなったのは品種改良を重ねてきた成果と言えるのに、農家や関係者の方が何も努力をせずに温暖化に救われたような説になっているのがおかしい。
参照:山本太郎氏「万死に値する人間」発言に麻生氏アンチからも“言い過ぎ”と猛批判
