「ターミネーター:新起動/ジェニシス」 ( 原題: TERMINATOR: GENISYS )
監督 :アラン・テイラー 2015年 アメリカ
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク
『シュワルツェネッガー』というビールの銘柄みたいなネーミングがみんなの
記憶に残るようになったのは、1985年の「ターミネーター」の上映からだと、
記憶にある。
この今から30年前の映画はとても新鮮に感じたものだ。クールに人を殺して
いくロボットの怖さ、皮膚が裂けてその下から見える機械の無機質さと不気味
さ。そして、ロボットなんだけど、ふと感じてしまう感情を持っているかのような
錯覚。ラストのシーンで火に焼かれて消滅したかとおもったら、また骨組だけ
になって出てきた場面など、とても良かった。
と、いう懐かしさもあって、今回の「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を観る
為に最終日に足を運んだ。
結果、何度も何度も意識を失って寝てしまった。
起きなくては・・・・・・・・・と、思いつつも気がつけば、瞼は閉じていて、ストリー
も進んでしまっている。
飛んでしまったストリーをつなぎ合わせるのに、せえいっぱいで、結果なにが
なにやらわからないままに映画は終わってしまった。
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジの上での、車が逆さまになって
落ちていくシーンだけは、ちょっとはらはらして面白かったという記憶がかすか
に残っている。 あと、映画のなかで、若いころのシュワルツネッカーと、現在
68歳のシュワルツネッカーが戦うシーンは興味深かった。
これが子役の時から出ている俳優なんかだったら、子ども、青年、中年、老人、
それぞれの時代の姿や動きをCGでよみがえらせて、お互い会話をさせたり、
戦わせたりしたら、不思議で面白いかもしれない。
ところで、前田有一の映画評では、時間軸があちこち飛ぶこの映画をこのよう
に表現している。
「タイムスリップを繰り返すストーリーは一見ややこしいようだが、日本人は
幼少期から「ドラえもん」でこの手の話に慣れているから余裕でついていける
だろう。ありがとうドラえもん。 」
しかし、寝たせいもあってか、タイムスリップでさらにややこしくなって、物語
の筋が僕にはほとんどわからなかった。
ここはやはり初心に戻って、ターミネーターシリーズを最初からもう一度見直
して、さらに「ドラえもん」でも読み直して、出直す(見直す?)必要がありそ
うだ。
参照:『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
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