さて、前日の夜、Citilinkの最終便(特にアナウンスなく普通に1時間ほどディレイ)でバリへ
トゥバンのホテルに泊まって、旅のテンションで真夜中にラオタに行ってしまったりしつつ、翌朝予定通りにチェックアウトして空港へ向かいます(ゲストは空港までの送迎を無料でやってくれるとのことで、フロントでタクシーを呼ぼうとしたら驚かれました…)。
現在絶賛大改装中のデンパサール空港。所々新しい部分がお目見えしてはいるんですが、とにかく敷地内に入ってからターミナルビルまでが遠い
ぐるぐると駐車場周辺を回った挙げ句、インターナショナルターミナルの方が近い所で車を降ります。そこしかオープンしてないのでしょうがないのですが、ここからドメスティックまでは結構歩くんですよ~
と、車から荷物を下ろすが早いか、「Mr.&Mrs○○ですか?」と声をかけられました。
「なんで知ってるの?」と目を丸くしつつインドネシア語で思わずつぶやいたら、「私はアマンの者です。これからアマンワナへご出発でしょう?前泊するホテルの名前を聞いていたし、ホテルの車で来たのですぐにわかりましたよ」とにこにこするおじさん。
なんと…
これがウワサのアマンマジック…(まだ早い)
これにはとにかくびっくりしました。
だって、下りる場所が一カ所とは言えまあまあ広いエリアで、ホテルの車で来るかどうかなんて知らせてないし、もしかしたらもっと早くに着いちゃってるかもしれないのに、降りるが早いかすっと近づいて声をかけてくるなんて…!しかも見渡す限り、アマンのユニフォーム(全身白)を着た人は他にいないんですよ!
早くも「アマン…!すごい…
」となりつつ、ドメスティックのターミナルへ向かいます。
途中、新しくなっていく空港に新登場したバーガーキングや、その隣のコールドストーン・クリマリーに「わー!」となりますが、それはまた別のお話!
アマンのおじさまはターミナルビルの入り口でさっとアマンのロゴ入りの封筒をかざし、そのまま中へ進んでいきます。荷物をX線に通して(さすがにここは顔パスじゃなかった)、入って一番右奥のTravira Airのカウンターへ。
左の人物がアマンのおじさま。
カウンターの中にいるおばちゃんに「アマンのゲストね、この人とこの人」とリストの名前を指さしながら搭乗手続き。私たち、本当になんにもしてません
全ての荷物とともに、私たちも計量されます。
普通は別のカウンターで支払わなければならない空港使用料(2012年11月現在、空港使用料がチケットに含まれるようになったのはガルーダのみ)をおばちゃんが払いに行ってくれ、手書きの搭乗券の裏に支払済のステッカーが貼られたものを渡されました。
うわお。
そして、ラウンジで待つよう告げられます。
そう、アマンのゲストはラウンジが使えるのです
フライトまでの1時間弱をwi-fiでネットしたりしつつ過ごしていると、さっきのカウンターのおばちゃんが「モヨ行きのヒトー!」と呼びにきます。
私たち以外に、ほぼ同時にチェックインしていた白人男性と、若い欧米人カップルが立ち上がりました。
今日のフライトはこの5人のようです。
17番ゲートから外に出ると、Travira Airの車に乗るよう案内されます。
いくらも走らないうちに、フロートプレーンが見えてきました
思わず「ちっちゃーーい!かわいい~~
」と声に出して言うと、前に座っていた欧米人カップルが片眉を上げてにっこり。
操縦士2人、乗客は8人乗りのちいさなちいさな飛行機。
水陸両用なので、水に浮く足の部分がついてます。「紅の豚」みたい
荷物はまとめて機体後部に収納してくれます。
座席は1人掛けが左側に2席、2人掛けが右側に3列。
外で他の旅客機のエンジンがごうんごうん言ってる中、西洋人のキャプテンが、モヨまで約1時間のフライトであること、安全のしおりは座席ポケットに入ってるから各自読んでくれ、といったようなことを告げていきます。
車のやつみたいなシートベルトをしめて、上下に開くタイプのドアが閉められると、プロペラが回っていよいよ出発
小さな機体は、滑走路に入るとあっという間に加速して、それでも車で高速を走っているくらいのスピードで、すーっと浮き上がりました。
ジェット機だとぐんぐん上昇してしまうのであっという間に見えなくなってしまう空港も、小さい飛行機だとそれほど高度を上げないのではっきりばっちり見えます
大きな飛行機が模型みたい
旋回してバリ上空を通過~
リアルグーグルマップだーー
これくらいの高度で飛ぶので、雲の中に入ると視界が真っ白になって、なんだか異次元体験。
アグン山も間近に見えて、思わず旅の安全を、と手を合わせてみたり。
やがてロンボク上空へ。リンジャニ山も見えました!
と、このあたりから猛烈に眠くなってきて…
というのも、ラウンジで酔い止めを飲んだんです。
元々乗り物酔いするタチなんですが、以前ペルーのナスカでセスナに乗った時、絶対酔うと思ってしっかり酔い止めを飲んだにも関わらず、その夜熱を出す程しっかり深く酔ってしまったので
「小さい飛行機=揺れる=酔い止め飲んでも酔う」という公式ができてしまって…。
日本で買った眠くならないタイプの酔い止めだったはずなんですが、普段なるべく薬を飲まないようにしているせいかすごく強く効いたようで、もう眠くて眠くてしょうがない。
旦那さんに「モヨが見えてきたで」と起こされるまで、ぐうすか寝てしまいました。
肩を揺すられて目を開けると、高度を下げ始めた飛行機の窓から、濃い緑色の森と、エメラルドグリーンから深い青に変わる海が見えていました。
小さな港のようになっている所の沖に、AMANIKAN!
さらにぐっと下りると、左手の木々の間に、何度も何度も写真で見たアマンワナのテントが。
ぐんぐん海面が近づいてきて、その透明度が機内からでもはっきりわかるほど!
うわぁ、きれいーーー!!と歓声を上げている内に、着水!
アマンワナのアイコンのようになっている、海に突き出たデッキの方へ向かいます。
フロートプレーンが横付けされたのは浮き桟橋。
酔い止めのせいでふらふらする体を桟橋に立たせると、ラフな格好の真っ黒に日焼けしたおじちゃんが「Welcome to AMANWANA~」と言いながら、すぐそこの海にパンを投げ入れます。
すると、色とりどりのお魚たちが!
うわぁ、うわぁ、きれい!きれい…!
飛行機から荷物が下ろされると、すぐ目の前の砂浜までモーターボートで移動します。
砂浜に下りると、スタッフ、GMが口々に「Welcome to Jangle!」と言いながら迎えてくれます。
すぐに冷た~いおしぼり(レモングラスのいい香り!)と、ウェルカムドリンクが供され、あれよあれよという間に1組に1人スタッフがついて、そのままレストランなどの設備を世間話のように自然に説明されながら…
気がついたらお部屋に着いてました。