【引っ越し】物件を見に行く | 鮫鰐通信

鮫鰐通信

バリで5年暮らした後スラバヤ駐在の旦那サマと結婚。スラバヤ生活5年半を経て、2016年4月末に本帰国しました。
       島が変われば品変わる。フリーライター系駐在員新妻のスラバヤあれこれ、時々猫とバリ。

前述しましたが、我が家には猫様がいるので、ペットOKのアパートメントか一軒家でないとダメ、という大前提があります。
物件を探し始めた当初、お友達が住んでいるアパートメントを中心にまずこの大前提がクリアかどうかのチェックをしました。
加えて、ウチの旦那さんの会社の担当者さんにそれぞれのアパートメントの家賃を聞いてもらいます。会社によって違うと思いますが、ウチは家賃は全額会社負担になっていて、もちろん予算に上限がある。中には最初から全く予算外の高級アパートメントもあります。

平行して一軒家の情報も集め始めます。具体的にはインドネシア人のお友達に「この辺に貸しに出してるお家、ない?あったら教えて~」と話を撒きつつ、自分たちでも週末ごとに住宅地をぐるぐるして、「Disewakan」「Dikontrakan」の垂れ幕が下がっている、あまり大きくなさそうなお家を探す…という感じです。
お家に書いてある連絡先には、旦那さんの会社の担当者さんから連絡を取ってもらい、アポイントを入れます。日と時間を決めて、実際に物件を見に行きます。



一軒家メインになるだろう、と考えていた私でしたが、一番最初に見に行ったのはアパートメントでした。

Graha Famili Kondominium
以前お友達が3ベッドルームのお部屋に住んでいて、そこにはお邪魔したことがありました。広々して、明るくて、バルコニーも広くていいなー、と思っていたんです。

私たちが見に行ったのは2ベッドルームのお部屋。
玄関入っていきなりリビング。
$鮫鰐通信-Familiリビング


入った瞬間「狭い…!」と思いました。グラハも玄関入ってすぐ左手にリビング、奥の突き当たりがキッチン、手前にダイニング…だったんですが、右手側にどどんと開けたなんでもない空間があったので広く感じるんですよね。グラハ・ファミリーは結構細かく部屋を仕切ってある感じで、なんとなく窮屈に思えました。


キッチン。
$鮫鰐通信-Familiキッチン

写真がぶれてますが。
キッチンの設備は過不足ないなあ、という印象でした。ちょっと食器を入れておく収納が少ないでしょうか。天袋はほとんど使わないしなあ。

で、気になったのが奥。
光ってますよね?明るいですよね?はい、これ、キッチンの奥はそのまま外廊下に繋がっていて、そこにお手伝いさん部屋があるのです。外廊下とキッチンの間に、扉はなし!!

キッチン奥の出入り口を出て右手すぐの所には、
$鮫鰐通信-Familiキッチン裏

室外機。そして洗濯機。
しかも外から他のお部屋を見てみると、この室外機のあるスペースに洗濯物を干しているお家が多い…ガーン

ということは。キッチンに、室外機からの熱風も、外からの空気も、入り放題ってことじゃないの…?

うーん。

一応不動産屋さんに「ここにドア付けられる?」と聞いてみたら「持ち主に確認してみます」と言ってくれましたが…。

$鮫鰐通信-Familiメインベッド

メインのベッドルーム。

で、メインベッドルームに付属してるバスルーム。
$鮫鰐通信-Familiバスルーム


インドネシアのアパートメントに限らず海外はこういう造りの所が多いですね。部屋にバスルームが付いてる。グラハ・レジデンは違って、独立したバスルームがあるのですが、見に行った物件のほとんどがこういうスタイルでした。
しかも、ベッドルームごとにあるんですよね、バスルーム…。
グラハ・ファミリーもそうで、セカンドベッドルームにもばっちりバスルーム付属。もちろんトイレも。2人+1匹暮らしなのに、お風呂二つもいらないよショック!

$鮫鰐通信-バルコニー

リビング・ダイニングから続くバルコニー。

一通り見おわって、「なんかちょっと、違うかなあ…」と思い始めた所で衝撃の事実発覚。なんと事前にペット可かどうかを聞いていないというのです。そこが大前提なのに!猫ダメだったら部屋がどんなに良くてもその時点でアウトじゃん!!!

恐る恐る不動産屋のおねーさんに聞いてみると、「ペットはダメです。全棟で禁止になっています」。
ほらーーーー!!!!!

というわけでこの時点でグラハ・ファミリーの線は無くなりました。

振り出しに戻る…かと思ったら、思いがけず次ぎに繋がったのでした。つづく。