数多あるセイコークラウンの中から、数が少ない19石を紹介します。
セイコークラウンを嗜む手始めは、やはり数が多い21石が一般的。
しかし幾つも見ていると、そのうち見慣れて、書籍などの情報が大量に蓄積されるに従って数が少ない機種を探すのが世の習いか…
というわけで、私も上記の説?に倣い、クラウンの少数派たる19石をあちこち探しました!
アンティーク時計は、意外なところで見つかるんですよ。
ある意味、掘り出し物と言ってもいい。
私がこれを見つけたのは7年くらい前だったでしょうか。
事の成り行きの発端はと言えば…
長野下諏訪の儀象堂での時計組立が縁で、今でも年賀状等のやりとりがある私の時計の先生。
写真の左側が先生。
先生は諏訪セイコー(現エプソン)OBで、時計を組み立てる部署に勤務されていたそうです。
当時は主にセイコークラウンなどを組み立てていたとか。
ある日、下諏訪か上諏訪だったか岡谷、まぁ、そこら辺りの駅で待ち合わせて儀象堂に行き、そこのラウンジか周りのどこかの店で私が持参した腕時計コレクションをお見せした際に、今回ご紹介するセイコークラウン19石をはめておられました。
針もインデックスもシンプルなステンレス、ダイアルもくすんだホワイトだったけど、それが逆に印象に残っている。
先生曰く「プラ風防はヒビが入っていて替えのパーツが無いけど、自分でメンテナンスしてるし大丈夫」
……
というわけで、「セイコークラウン19石を探してみよう」という課題を持ち帰ってネットなどで探すも、21石ばかりがヒットするばかりで一向に埒が開かない。
セイコークラウンを追究すればするほどに、19石はいづこに??
闇は深まるばかり…
ですが、有るところにはあるんね。
私が今の19石を見つけたのは、以前住んでいた地元。名古屋近辺のリサイクルショップだったんですよ、これが。
発見当時の状態は最悪で、プラ風防はヒビだらけで文字盤はおろか何時何分かさえ視認不可能。
ジャンク、ジャンク、いやガラクタもええとこ。
ぶっちゃけ、諭吉さんを会計時に出して野口さんが戻ってくるくらいのやっすい?お値段。
幸いネジを巻くと、僅かながらも針が進むのが分かったんで、あまり間を置かずに修理依頼しました。
ジャンク状態から修理して見事に蘇って、現在はネジを巻くたびに元気に時を刻み始める。
修理代を上乗せするも、十分に元は取れてる。
満足してますわ。
現在はモレラートの茶色の皮ベルト(18mm幅)を着けています。
金色の針とインデックスに合わせてコーディネートしました。
6年前に書いたブログに、セイコークラウンに関する解説などの情報を載せてあります。
興味ある方はご参考になさってください。
今日も一日ゆったりと過ごしたいものです…
って、休みの日は休みで割と忙しい私(笑)
では。


