私の腕時計コレクションから。
セイコー 新10B型 7石
CHRONOMETER
セイコー 新10B型 クロノメーター 7石
スモールセコンド
ケースの大きさは28mm
ケースの厚さは約8mm
ベルトは16mm幅のリザード柄を付けています。
傾けた時に見るこの角度が魅力的です(^ ^)
新10B型は1948(昭和23)年頃、亀戸工場で製造開始。
生産期間はいちおう1954(昭和29)年末頃までの約6年間となっていますが、意外と長く、1958(昭和33)年頃まで生産されていたのではないかと推定されています。
参考としたムーブメントは、おそらくスイスFH(フォンテンメロン)社の「FH175」と考えられています。
ムーブメント直径は23.3mm
ムーブメント厚みは4.0mm
7石ムーブメントの大部分は、ガンギの受け板が一体型です。
ステンレス製の裏蓋
S.A.C
STAINLESS BACK
(数字6桁)
3時側から撮影。
9時側から撮影。
傾けた時に見るこの角度が魅力的です(^ ^)
セイコーファンにとっては「スーパー」などと並ぶ、コレクターズアイテムなんだとか(^_^;)
今もちゃんと動いているんですよ。
生産終了からおよそ60年以上経っています。
まぁ、令和を生きる現代人にはサイズが小さくて、実用的かと言われれば…
私にとっては、「セイコー腕時計の動く資料」といった位置付けでしょうか。
【参考資料】
国産腕時計12
「戦前・戦後編」長尾 善夫・森 年樹 共著
2002年2月10日 初版発行
トンボ出版
では。