しかし、私が時計に興味を抱いたのは、じつは機械式時計からではありません。
主に1997年後半から2000年代の前半にかけて、集中的にG-SHOCK(以下、「G」)にハマりました。
ハイ、当時のブームの真っ只中に身を呈していました(^_^;)
現行モデルを日常使っておられる方々には大変失礼なのは承知の上で、敢えて書きますことをお許しください。
私は今では最新型の電波ソーラー内蔵のGを買おうという意欲は全く無く、むしろリチュウム電池を使用する昔のモデル(オールドスクールモデル)しか興味がありません。
その中でも、Gが大好きでたまらない者ならば、いつかは持ちたい機種があります。
型番はDW-5600C-1V
(シルバー液晶の海外版)
1987年6月発売のモデルです。
海外版は「WATER 200M RESIST」の表示でした(近年は国内・海外全て「WATER 20BAR RESIST」に統一されました)。
「真性スピード」
キアヌ・リーブス主演で大ヒットした映画「SPEED」(1994年公開)の中で主人公のジャック・トラヴェン(キアヌ)が実際に装着したことから、日本でも大ブレイクした初期のGの名品です。
私は愛着を込めて「C-1V」と呼んでいますっ(≧∇≦)
私の所有品は、1997年の終わり頃に愛知県西部の某スーパー雑貨売り場で売られていたものです。
当時はプレミア価格が当たり前のご時世でした。
交換用なので、DW-5000系の汎用ベルトの最終型です。
モジュール「901」であることから、後期のモデルです。
MADE IN JAPAN
ライトは「オレンジ」豆電球です。
左サイドから撮影。
かつてはタフさをいいことに仕事やオフでそうとう手荒に扱ったものですが、数回の電池交換とベルト&ベゼルの換装を経て、現在はリフレッシュした状態で暗所保管しています。
原因は故障、パーツの不具合、パーツの在庫切れなど…
20年近く数多くのリチュウム電池使用のGに触れてきましたが、お亡くなりになられたGのなんと多いことかっっ…(>_<)(>_<)(>_<)
G-SHOCKなどのクォーツの時計は実用品ではあるけれど、永くコレクションするには不向きなことが良く分かると思います。
記事にするにあたって久しぶりに出した私の真性スピードは、液晶の右上に黒いシミが発生していることが判明しました。
このモジュールはとうに在庫が無いので、後どれくらいまでこのGを可動状態で所有できるか分からないですねぇ~(>_<)
コレを所有して早や17年、CASIOのモジュールの寿命は平均14年と聞いていましたので、かなり持っている方だと思います。
このような事態になることがブームの最中に分かったことから、永くつき合える機械式時計に徐々に興味を移しました。
電池もしくは液晶の寿命が尽きるその日まで、そして寿命を全うした後も「歴史的記念物」として大事にすると思いますd(^_^o)
蛇足ですが、ランニングやトレーニングなどのスポーツ用にはこの真性スピードでも機械式腕時計でもなく、DW-5600EG-9Vという海外版のG(モジュール「1545」のゴールド液晶スピードモデルの復刻版)を装着しています(^_^;)
※この機種は現行の海外版スピードです。
最近になり、DW-5600E-1V(シルバー液晶)についてはモジュール「3229」に更新されたことを確認しております。
「スピード」は、G-SHOCKの中ではダントツに息の長いモデルでウレシイですっ\(^o^)/
【参考文献】
1) 「グリーンアロー・グラフィティー④ カシオGショック大図鑑」(発行者/今井 今朝春、発行所/株式会社グリーンアロー出版社、平成9年1月15日第1刷発行)
2) 「street Jack特別編集 BEST SUPER GOODS SERIES 1998Vol.1 G-SHOCK完結本」(発行人/高橋 伸幸、編集人/大矢 敏雄、発行所/KKベストセラーズ、平成10年2月20日発行)
3)「CASIO公認 G-SHOCKパーフェクトブック」(発行人/美濃羽 一教、編集人/木村 光一、発行所/株式会社 ルー出版、協力/カシオ計算機株式会社 広報部&時計事業部、1999年4月20日第1刷発行)
以上。
では~d(^_^o)