またリアルタイムの日記です。
先週スイスまでお送りしたグループを遠路はるばるお迎えに行きました。
受けているツアー表を見て、多分わたしがまた行くことになると思っていたので、ちゃんと覚悟していました。いや、別に長距離ドライブは苦にならないので良いんですよ。ただ、わたしとしては、新たに導入したオンライン経理システムをもっとゆっくり研究するのと荒れ果てた自宅を片付けて整理して、家って良いなあ、と思えるぐらいに快適にしたかったので、本当は出たくなかった。
朝の7時半には現地にいなくてはいけませんので、ドイツのガレージを出発するのは夜の11時です。また行きと同じ運転手とペアです。
ところが彼はひどい風邪をひいており、体調がすぐれないようだったので、わたしが限度いっぱいの時間を走り抜く事を覚悟して出発。
ガレージからオーストリアを抜けるあたりまで彼が走り、スイス国境を越えたあたりで交代。チーズでお馴染みのグリュイエールを過ぎ、ジャズフェスティバルやシヨン城で有名なモントルーをすぎる頃まで、一人でぶっ通しで走りました。だいたい350kmぐらいかな。4時間半ぐらいですね。ちなみに運転手はその後に45分以上の休憩を取るなら、続けて4時間半までは運転できます。
そこからは風邪ひきの運転手に交代して、彼に標高2000mまでの山道を登ってもらいました。プロの運転手はハンドルを握れば、元気になるんです。彼もそこまではバスで熟睡していたので、だいぶ調子も戻っていました。
下界は春の息吹を感じますが、山の上はまだ雪景色。
そして一週間スキーを楽しんだグループを乗せて、ドイツへ戻ります。おかしいのが、人数が行きより少ないんですよ。7人ばかり。どうも、かなり最高のスキー場で、都合がつく人は、後二日か三日ばかり延長することにしたんですって。
この場所はArollaという場所で、スキー場以外は何にもない、と言って良いような田舎で、スキー客がスキー後に楽しむどんちゃんパーティのアプレシーをやるような場所も無さそうで、ひたすらスキーや雪の中のトレッキングをガチで楽しむ場所のようでした。
まあ素晴らしいスキー場でしょうが、バス運転手にとっては悪夢のような場所で、ペア運転手が、自分が運転して下山する、と言ってくれたのを大喜びで受け入れて、その代わり下に降りたら、またわたしが交代して4時間走ることで合意しました。あの山道を運転しなくて良いんなら、喜んでドイツまでだって走って良い。まあそんなの規定違反になるので無理だけど。
持って行ったお弁当とおやつ。上の写真のキャンディは、目下のところわたしが世界で一番美味しいと思っている飴。日本まとめ買いして担いで帰国します。下は、余った卵で作ったサンドイッチとジャムサンド。あとはバナナとオレンジを剥いてタッパーに入れたものと、保温水筒にルイボスティーのオレンジ風味を持参。
行きは空のバスできましたから、我々は運転手交代だけで休憩なんてしませんから、7時間ぐらいで到着したけれど、客を乗せていたらやはりトイレ休憩は必要なので到着地のミュンヘンまでは10時間ぐらいはかかりました。
夫とペアで運転の時は、こんな強行軍ではやらずに前日に近くまで移動してホテルに一泊する事もあるけれど、従業員と一緒の場合は、多くの場合はこんな感じですね。つまりこれが普通なんです。
大変な仕事ですよ。バスの運転手のなり手がいないのはよくわかるなあ。うちに来る志願者もそのほとんどはシフトが一定の路線だけの運転を志願する人が圧倒的に多いもんね。
帰りのベルン近くの大渋滞。下道に降りても良いんだろうけど、自信なくてここにいました。渋滞で浪費した時間は30分ぐらいかな。
昔は「ヨーロッパはオレの庭」と豪語する旅烏タイプばかりだったけどね。
我が社は今回のペアの運転手と夫とわたしとアパート火事に見舞われたギリシャ人だけがそのタイプですね。あとは定年退職しちゃったから。
先輩女性運転手とそのご主人は、退職後もアルバイト的に来てくれていますが、あまりにも多くをお願いできませんからね。
昔はお出かけ好き、人と接する事が大好きタイプばかりだったけど。時代も変わりました。
さんぼ










