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かけはし

日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

まだ大忙しの最中ですが、珍しい体験をしたので覚え書き。

先日スイス、チューリッヒ空港へバスでお客様をお迎えに行きました。


9時30分にお迎えだったけど、チューリッヒの空港で買いたいものもあったし、チューリッヒは常に渋滞なので、かなり早めに出たんです。

で、順調に進み、シャフハウゼンの国境でスイスに入国しました。スイスの国境はほとんどアウトバーンを降りた場所にあって、シャフハウゼンから空港へ行く場合は、多くの場合、アウトバーンに戻らずに、街を通過して国道で移動する。今回もそうでした。


この日は遅くなる予定だったので、その時点ではわたしが運転していたけど、バスの中にはもう一人ドライバーが乗っていました。二人体制での勤務です。乗っていたのはドイツ語を習得する気皆無のギリシャ人。

で、シャフハウゼンの街中にはいくつかトンネルがありますが、トンネル前に、バスとトラック通過禁止の標識を見た気がした。でもここ、いつも通っている道で、今までそんな標識見たことなかった。気のせいだろうと思って、先に進み、トンネル入り口にもう一度同じ標識。トラックとバス禁止。んなわけないだろうよと再度標識を見なかったことにして、トンネルに侵入したら、いましたよ。警察車両が。わたしのバスの前に割り込んで、「bitte folgen ついて来なさい」。途中の信号で警察車両から係員が降りて来て、わたしのパスポートと免許証を持って、先に進む。わたしはついていくしかありませんよね。数キロついていって、到着したところは、警察の車両検査場。車体重量を測られ、下に穴の空いた検査スペースに乗り込んで、車両を上から下まで全て検査されました。もちろんわたしとギリシャ人のドライバーカード、バスのタコメーター、全てです。所要時間1時間半。これで空港でのお買い物の夢は消えましたね。

結果は、ドライバーカード、タコメーター、車両の書類、登録、車両そのものは問題なし。問題はわたしの標識無視です。この罰金120フラン。


バストラック侵入禁止の標識は、切り替え式の標識で、警察が抜き打ち検査をする気持ちになった時に切り替えて、たまにバストラックを禁止し、わたしのように「そんなわけないだろうよ。だっていつだってここ通ってるし、工事標識も見てない」と自分の目よりも記憶を信じるタイプのドライバーを引っ掛けるんだろうね。


今後は絶対に注意する。これは夫もまだ経験したことない検査で、かなり緊張しましたよ。ギリシャ人だって「僕が走ってたとしても絶対トンネルに侵入したと思う」と言うほど、絶対にそんな標識がある訳のない場所だったんですよ。


厳重な検査とお説教の後、無事に免許証とパスポートを返してもらって、もう疲れ果てたわたしはギリシャ人と運転を交代してもらって、チューリッヒ空港に進みました。

早く出ていたので、お客さんのお迎え時間には十分間に合って それはラッキーだったな。

スイスで買いたかったものは、スイス製の歯ブラシと栗のペースト。これは数日後にまたチューリッヒに来るからそこで買おうと諦めました。


後日、同じところを通ったけど、その日は警察が抜き打ち検査の気分じゃなかったらしく、件のトンネルは問題なく通れました。ドイツにもあるのかなあ?こんなトリッキーな警察コントロール。まだ経験は無いね。とにかく運転時は注意おさおさ怠りなく、標識に注意しろと言うことね。

やっぱりスイスは苦手かも。道路の工事中の箇所も、スイスは他に比べて狭くて通りにくい場合があるし、チューリッヒなんて市内は交通カオスそのもの。山に入れば恐ろしく狭いトンネルで、クラクションを鳴らしながら通るところさえあるし。


今後、本当に気をつけなくっちゃ。


ツアー中に観たもの食べたもの。

ツークシュピッツの絶景、霧のボーデン湖、三日間ぐらい続けて食べたローストポークの中で一番美味しかったもの。リンダウの近くで。黒い森で食べた名物のさくらんぼケーキ。


さんぼ

プラハからウィーンに行ったので、そのことを続けて書きたいのに時間がない。

あまりの忙しさに気晴らしに近況日記。


久しぶりに、機械関係の通訳ーと言うよりコミニュケーションお助けーの仕事で一週間ぐらいでていました。

不思議なことに、以前は英語のお助け業務をしていたというのに、ドイツに来てからは機械関係はドイツ語を使うことが多かったので、結構慣れて、今回も割と気楽に受けて現場に赴いたんですが、始まってみたら、使用言語が英語になっており、ドイツ語のはずだったのに話が違うと文句を言っても、もうどうしようもなく、第一日目は、ドイツ人のトレーナーに助けてもらいながらこなし、その夜からは英語の資料を寝る間も惜しんで猛勉強して、付け焼き刃でなんとかこなしました。講義のパワーポイントはドイツ語で、講義の言語は英語でかなり混乱しましたね。でもお客さんにとっては英語の方が良いだろうなと思ったのが、技術系の専門用語って英語を日本語読みにしているのが多いので、そのまま言えばわかるんですよね。

ただ、馴染みの全くない機械で、その機械の部分の機能もあやふやな場合はドイツ語の方がわかりやすい。ドイツ語の専門用語って、意味のある単語の組み合わせが固有名詞になっていることが多いので、機能を推察しやすいと言うか。


スリルに満ちた日々でしたが、時々ペアで仕事する大先輩と7年ぶりぐらいに一緒にお仕事したので、夜は何度か一緒にお食事に行って、楽しみもありました。


そして帰宅してからは、今度は運転手さん。このツアーも受けるべきではない出発地からの客を乗せてのトスカーナツアーで、メイン運転手は二人体制で運転ですが、それでも規定内の時間では無理な距離で、結局わたしも行くことになったんです。

ガレージからダブルデッカーバスでパートの運転手と一緒にまずケルン近くまで500kmの移動。そして客を乗せたら、メイン運転手と交代するカールスルーエまで350km。メイン運転手に交代する前ですでに850kmも走らないといけない。誰がこんなツアーを受けたんだか?次女かもしれない。

そしてツアーを終えてトスカーナから戻って来たバスもカールスルーエから引き継いでケルン近くまで延々と走り、お客をおろしたら今度はガレージまでまた500km。

今回の客は本当にお行儀の悪い学生で、躾というものを受けたことがないと思われる餓鬼ばかりで、バスの中はゴミ箱。到着前に二度ドライブインに止まり、ゴミを捨てに行けと命令したけれど、無駄。先生たちがゴミを集めている姿に唖然とした。生徒にさせろ、と言っても、先生も心の底から諦めきっているのか「言っても無駄」と称して、ゴミ袋を持って席を回る。生徒はそれをぼーっと見ている。嘆かわしい。

後少しでハイシーズンが終わり、時間の余裕ができる予定。その日を楽しみにもうちょっと働こうと思う。



通訳業の時に大先輩と一緒に行ったタパスレストラン。食事の後お勉強したかったので、アルコール無し。下はホテルの近くのレストランが全て休業だったので、唯一開いていたファラフェル屋さんで買ったラップ。店主のお祈りが終わるのを5分ぐらい待たねばならなかった。敬虔な信者なんだろうな。


自宅で久しぶりに料理した。野菜炒めだけど、ご飯と一緒ですごく癒された。やはりたまにはご飯食べないとダメね。愛車のダブルデッカーと通訳行の時にお食事に招待いただいたんだけど、その時に出たバイエルン風の前菜。前菜でこのボリューム。我が家ならこれは豪華な夕食になるわ。


さんぼ



チェスキークルムロフからプラハまでは二時間ちょっとかな。途中でチェコ高速道路使用料金を支払うのに手間取り、ちょっと時間をロスしました。と言っても5分ぐらいですが。オーストリアもですがチェコもデジタル支払いになって、全てオンラインでできるようになっている(というかオンラインでしかできないような印象)のにはびっくりです。


わたしはチェコはバスで来ることの方が多いので、車の高速代金の支払い方が変わっているのに気が付かなかった。


高速代金はおよそ10日間で12ユーロ。


そして、ヴァーツラフ広場沿いのホテルには11時過ぎに到着。EPホテルRokokoというホテルでしたが、バスタブのある部屋もあって、問題ないホテルでした。

前回はダンシングハウスという観光名所にもなっている斬新な建物のホテルで、部屋によってはプラハ城が見えて、モルダウ川沿いで素敵でしたが、ここは繁華街に行くにはトラムに乗らなくてはいけないのがちょっと面倒でしたが、ヴァーツラフ広場沿いの今回のホテルは、新市街の真ん中にホテルがあり、旧市街の広場までも徒歩15分ぐらいで行けるのは便利でしたね。

ただしある程度元気に歩けるなら、です。

疲れてくるとこのたった15分が辛い。そしてあまりにも近いためにトラムやバスも不便、タクシーも近すぎて乗せるのをしぶられるために、今回はシニアのお客様ばかりだったので、ちょっと困りました。


宿泊したRokokoホテル前の有名ホテルオイローパ。時計台とプラハハムの屋台とかわいいマカロン屋さん。


プラハでは市民会館のアール・ヌーヴォーホールとクレメンティヌム内のミラーチャペルでのコンサートに行きました。

プログラムは一部重複していて、どっちもヴィヴァルディの四季がありましたね。最近多いですね。四季。1時間ぐらいのコンサートで、気持ちの良い晩夏の夜にはぴったりでしたよ。


そしてプラハでは、お客様のご希望で多くのガイドブックで絶賛されているお肉屋さんの食堂、カンティーナへ行きました。ここは夜は並ぶの必須ですが、お昼時間をちょっと外したような変な時間に行けば、5-6人のグループでも入れる場合がありそうでした。注文は入り口で渡されるメニュー表を持ってカウンターで注文して、注文数を書き込んでもらい、出来上がったのを受け取って席に自分で運びます。飲み物も然り。


こんな感じ。奥の写真がここで一番有名なカルパッチョとタルタルですが、生肉に抵抗ないなら、お試しを。お肉の煮物もすごく柔らかいのにしっかりとお肉の味があり、さすがでした。好みですが、わたしはビーフよりもポークの方が好きでした。



一回食べてみなくちゃと思いつつ何年もチャンスがなかったプラハ名物チムニーケーキ。素朴な砂糖まぶしたパンですね。ちょっとしたおやつに誰かと分けて食べるには良いね。一人では完食は辛いかな。

これは最近は中にフルーツやソフトクリームを詰めてある色々なバージョンが出ています。

下はクレメンティヌムのミラーチャペルの天井。クレメンティヌムはかつてイエズス会の教育施設として作られた複合施設です。


プラハには二泊しました。もう一泊あっても良いなと思った。なぜなら、旧市街の見どころを全部回るのは結局徒歩になるので、疲れちゃって見られなかったところもあるからです。例えばモルダウ川近くの旧ユダヤ人居住地とかモルダウ河畔とかルドルフィヌムとかは遠くて行けなかったし、自由にゆっくりと街歩きの時間も無かった。


プラハでは特筆すべきは、65歳以上は公共交通機関が無料なことです。わたしはこれはやりすぎと思うけどね。だって観光客は税金も払ってないし。シティタックスはホテル宿泊時に払いますが、たいした料金でも無かったしなあ。一泊2ユーロぐらいだったか? 多少は買い物もするしホテル宿泊、レストラン飲食はしますけどね。それだけ。この膨大な予算を市民のために使った方が良さそうだけどなあ。


あとプラハは駐車には苦労しますね。わたしの車は大きいので、入らないところが多いし。わたしはわたしの車が入る管理人付きの駐車場も予約していましたが、ホテルの真ん前の駐車エリアが空いており、そこに守備よく停められたので、ホテルのフロントの人も、「絶対にここから動かさない方がいい。ここは高いけど、他のところよりも格段に高いわけじゃないし、ここは夜中まで人通りが多くて、フロントからもバッチリ見える場所だから安全」という言葉に一理あると思ったので、駐車場をキャンセルしてホテル前に停めっぱなしでした。朝と夕方に2回支払う必要がありましたけど。8時間で20ユーロ。1日40ユーロですね。高いですよ。でもホテルの目の前に愛車がある安心感には代え難い。この通りは警察も頻々と巡回しているし。

駐車代のことを書くと、次に訪問したウィーンもプラハと同じくらい払いました。


あとお客さんと夜ご飯は軽くていいけど、ちょっと何かビールかワインを飲みたいという希望で、ワイン屋の中のテーブルでハムやオリーブやチーズをおつまみに一杯やりましたけど、チェコのワインなんて今まで注目していませんでしたが、かなり好みのものもありましたよ。爽やかな白がやはり多かったようですが。今は新ワインの時期なので、皆さんは試していらっしゃったけど、わたしは採れたてだからまだぶどうジュースだろうと思って頼まなかったら、やっぱりまだ糖がアルコールに変化しておらず、あま〜いジュース的なものだったそうです。


さんぼ