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かけはし

日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

自宅に事務所があるので、まるっきり仕事をしないというわけではないけれど、今現在、ガレージにはバスは一台も無い。という事は、たとえば列車が止まった場合などの緊急代替バス出動の仕事はやりたくたって出来ないわけで、修理に持って行ったり検査に持って行ったり、バスの清掃などもやりたくても出来ない。


これって、かなり珍しいシチュエーションですよ。なんか肩の荷が降りたというか、リラックス度がだいぶ違う。ああ、いつも何だか緊張していたんだなあ、と改めて思う。ああ嬉しい。週末までは、バス無しの生活が送れると思うと、ほんと、嬉しい。


考えてみれば週末とかカオスそのものでしたよ。運転手が持病の関係で急に病院へ行くことになり、そのオトコは、彼の妻なしでは病院へ行きたくないタイプで、本来その夫婦運転手ペアに担当してもらおうと思っていたフランスのスキー場までのトランスファーを、わたしと夫がやる羽目になり、そのおかげで、全ての予定が狂った。大雪だし渋滞だし。それに何でみんな単なるスキーツアーなのに家財全部入ってるんじゃ無いかと思うほど大きいスーツケース持ってくるんだろう?わたしなんて荷物は最小限のタイプで、厳選したものしか持っていかないので不思議でしょうがない。夜中運転だったので、次の日は時差ぼけで日常生活もままならなかったけど、今日からは、束の間のリラックスな日々を楽しむつもり。


買い物も行かない。あるものでご飯。いつもあるトマト缶と、夫がニースサラダにハマっていた時期にイタリアで大量購入したツナでパスタ。


チキンと干し椎茸と白菜、にんじんと溺愛しているマロニーで、スープ。ごま油と生姜でアジア風の味付け。夫が干し椎茸の香りを嫌がるので、彼がいない時だけ作れる献立。もしも夫が毎日在宅の仕事だったら甘やかさずに我慢してもらったと思うけど、結婚以来出張ばかりだったので、家にいる時ぐらいは彼好みにしようと思った結果です。これは失敗だったかもな。


あとは明日はにんじんがいっぱいあるから、キャロットケーキかにんじんサラダかどっちかを作ろう。

ご飯も炊かなくちゃ。


11月ごろから、大掛かりな掃除は一切していないので、掃除と片付けにも着手しようと思う。家にいるとあちこちの乱れた箇所が気になり、リラックス出来ない日々が続いていたからね。


一週間は案外短い。このチャンスを利用して、普段できない諸々を処理してしまいたい。そして普通の時間に寝て普通の時間に起きたい。


さんぼ



小さい頃は雪が降ると単純に美しいなあ、楽しいなあ、とポジティブに捉えていました。

日本にいた時は自動二輪車の免許しかなかったから、冬は運転お休みで、雪に対してはまだ好意的に受け止めていたと思う。ところがドイツに来て、自動車を運転するようになってからは、雪は歓迎すべきものでは無くなったね。

今や職業運転手で、雪が降ろうが矢が降ろうが、どんな天候であっても運転しなくてはならなくなった今、雪はほんと、嫌いになった。

森の中の路線担当で黒い森のアパートに滞在中なんて、冬は天気予報を実にしばしば確認して、雪や凍結の予報の時なんて、心の底からここから逃げ出したいと思ったものだ。とはいえ実際にバスに乗り込んだら、割と大丈夫なんですけどね。


最も注意すべきは、シャーベット状の雪や、凍った地面が新雪に覆われているような状態の道。あとすごく気温が低い時に雨が降ってそれが瞬時に凍りつくような状態の道。


わたしのルートは、まず山道を登って、山頂にある三つの村を回って子供らをかき集め、そこから山道を下って下界に降りて、下界の村を三つばかり回って子供を乗せて、また別の山を登って山頂の村の子供を乗せて、また下山して、学校までの道中にある村を全て回って一人残らず子供らを回収してから、最後になぜか山の上にある学校に送り込むと言うもので、道路が管理されていない場合は危険極まりないルートなんです。始発は5時45分。


しかしこれは本当にありがたいんですが、最初の山の上にある村は、わたしが登って行ったら、村の道は少なくとも危険のない状態にしてあります。これは村の有志の人々が-その多くは林業か農業に携わっていて、除雪機を持っているような人たちーが子供たちの通学のために、やってくれているようなんです。そして山道のメインロードは、わたしが山を登る10分ほど前に、除雪機が山を登りはじめます。


最近は環境のために、なるべく溶雪剤としての塩というか塩化ナトリウムを使わないように制限されていますが、おそらく黒い森の村も塩は使っていないように思えます。物理的に雪を退かしているんだと思う。だって道路は冬中真っ白ですもん。ただメインロードは使っているはず。でないとあんな急な山道は危険そのものですからね。


上がメインロードから村へ向かう道、下が村の中の道です。そりゃあ綺麗ですよ。運転しなくて良いんだったら、景色を愛でる気になるかもしれない。



これはメインロードに出る前の交差点。この道には塩が散布されているはずです。


自宅は、去年と一昨年は確か一回か二回しか雪かきしませんでした。雪が少なかったのかなあ。自宅にあまりいなかったからかもしれない。

我が家は出張が多く、誰もいないことが多いので、住んでいる長屋の周辺の雪かきは、ご近所様に結果的には依存する形になっているので(共同の通路は我が家の前の部分もきちんと除雪してくれている)、家にいる時は率先して雪かきに励むようにしているんですけどね。


ドイツでは自治体が多くの場所で塩の使用が制限されていることは前に書いたとおりですが、これは本当に危険。我が家は長屋ですが、公道から家の玄関に到達するのに10メートルぐらい歩くんですが、そこがツルツル滑って非常に危ない。石のプレートが敷かれていますが、その上が凍るんです。雪を物理的に除去しても、限りがあるんですね。階段もカリカリに凍って滑ります。

わたしはこっそり、我が家の玄関の階段と家族か郵便配達の人しか使わない通路には塩を撒きます。危険なところには少量使用して良いと市のホームページに書いてあるので。特に郵便配達の人が滑って怪我でもしたら大事になりますからね。


これは我が家の玄関の前ですが、写真でもわかるとおり、塩を撒いた形跡が残りますね。推奨されている小石や灰も試したけれど、塩の威力には敵わないし、我が家は留守がちなので、毎日管理できないために、目下のところはこれで通しています。


ところで日本のニュースを見ると、東北地方や北陸地方なんて大雪で、積雪がすごいけれど、ドイツは北国ですが、あそこまですごい光景はあまり見ないような気がするなあ。日本の方が雪が多いのかな?これはちゃんと調べたことはないけど、印象としてはそうです。それに日本は同じ気温でも、湿気があるからか、しんしんと体の芯まで真剣に寒いです。ドイツの方が気温は低いけれどにまだ耐えやすい感じがする。


これからしばらく雪が続きそうですが、ほんと、気をつけて生活しなくちゃ。


さんぼ

クリスマス前にわたしは食材を買い込みました。

今年は12月24日の午後からはお店が休みで、第二クリスマス祝日の26日まで全て閉まり、27日は土曜日なので買い物できるけど28日はお店クローズという感じだったけど、27日に買い物に出たくなかったので、計画を立ててかなり大量に24日に買いました。

初めて12月24日に買い物に行きました。いつもは24日はさぞ混むだろうと思って23日までに買い物を済ませるんですが、行ってみて驚いたのは、案外空いていたこと。きっとみんな同じように考えていて、24日前までに買い物を済ませているのかもしれない。お肉屋さんやパン屋さんは長蛇の列でしたけどね。


そして、その時買い込んだ食料を年明けの現在も続けて消費するべく食べています。いくつかの品は冷凍棚に移動して、時を止めて。


それもこれも夫が、突発的な気まぐれで、年末の27日と28日、二日間続けて全従業員と家族を招待しての年末夕食会を開催したからです。パート運転手も招待したり、シフトの関係で1日では出来ず、二日に分けたんです。

また、1日新しい路線の仕事のためのルート確認などにも行ったために、数日自宅でご飯を食べなかったので大量に食材が余ったのです。


そのせいで、今年はお正月らしい和食を一切作れませんでした。他に食べるべきものが大量に残っていたからです。


唯一和食をいただいたのは、年明けに開催された日本関係の集まりで供された愛する長年のお友達作の逸品。


例年通り素晴らしい出来栄えで、本当ならわたしも何か持っていきたかったし、通常ならば大喜びで大好きな大量調理に興じるんですが、今年はこの日の早朝にイタリアから徹夜運転で帰宅した経緯があり、何も持参できなかったのは残念でした。


残っているのはラクレットチーズ2パックとフォンデュチーズ、焼きチーズ、生ハムのパック、じゃがいもとにんじんなどで、それにツアーで余った大量のソーセージ。

果物は、もうバナナがダメで、昨日忙しいのに救済バナナケーキも焼いた。


夫がいればチーズとじゃがいもの消費に悩まなくて良いんです。なぜって蒸したじゃがいもの溶かしチーズとバター添えは彼の大好物なので。ところが彼は運転手不足で誰も行ける人がいないために、今日はフランス、明日はスイスと走り回っており、規定の休憩を取るためには家になんて帰ってこられないのです。ホテル住まい。


もうご飯食べないと耐えられないので、今日はじゃがいもは見なかったことにして、絶対ご飯炊く。おかずはこれも大量にある卵を使って甘い卵焼きとソーセージをタコさんに切って炒めよう。余力があればじゃがいもの味噌汁。


さんぼ