久しぶりに病院関係でない日記です。
ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州も夏休みに入りました。我が社は黒い森とシュヴァーベン山脈地方で路線バスの運行を担当していますが、黒い森の方は学校休暇中は運行がお休みです。昔は走っていたけれど、経費節減で、全て予約制のオンデマンドバスに 変わったので、仕事が減りました。ただし黒い森路線担当のギリシャ人のおじさんは、休暇ごとにギリシャに帰るのを楽しみにしており、給料もらえなくたって良い、と述べているので、まあ良いか。彼の使ったバスを黒い森まで今取りに行っています(やっぱり仕事している。自宅療養って何?)。
今日は悪名高いドイツ国鉄と路線バスを利用して、Stuttgart空港まで行きます。空港までギリシャ人のおじさん運転手がバスを持って来てくれて、そこでわたしが乗り込んで我がガレージまで持って行くんです。おじさんは空港からテサロニキ行きの飛行機に乗り込み、5週間の休暇です。良いなあ。
前にギリシャ行った時に思ったんだけど、歳の頃、それこそうちの運転手ぐらいのシニア達が、街のあちこちでたむろしたり、バーやカフェやレストランで車座になって、元気いっぱい楽しそうにおしゃべりしている姿を見て、「ああ、こんなに楽しそうに仲間とおしゃべりしてるなんて、経済危機があれど、ギリシャって案外良い国なんじゃないか?」なんて思ったんです。ほんと、ギリシャで最も印象的だった風景です。どの街にも元気なシニアグループがあちこちに見られた。彼もクニに帰れば、あんな感じでタバコ吸いながら、友達と楽しむんだろうなあ。
そしてもう一つのシュバーベン山脈の路線ですが、これは365日運行です。これって、結構大変ですよ。ここを主に担当しているのも真面目一徹ギリシャ人ですが、彼は数ヶ月前にギリシャからガールフレンドを呼び寄せましたが、どうも、彼女が働き口を探さないことに徐々に不満が募ってきているようです。だって、彼女の衣食住を彼が面倒見ていますからね。なんか嫌になってきてるのが見て取れます。うーん、これはアドバイスのしようがないね。わたしは、夫の稼ぎだけで生活していた時期はとても短く、常に働いていたし、職種なんて何にも考えなかったもんね。レストランの皿洗い、ベビーシッター、イタリアンレストランの調理助手、観光ガイド、などなど。彼のガールフレンドは大学院卒で、研究職を探しているけど、なかなかないんだそうです。プライドをかなぐり捨てて、なんでも良い、となれば仕事はありますけどね。でもそうはいかないんだろうなあ。
まあ、彼は水面下で、彼女をギリシャに帰したあとのこともすでに計画していますけど、ま、うまく行くことを望みますけど。
なんてことをつらつら考えながらの電車の旅は悪くないですねえ。普段路線バスで来る駅も電車で到着するとまた趣が違う。
上の写真にバスがちょっと見えますけど、ここが我々のバス停です。汽車の中からはこう見えるのか。
下は見えにくいですが、上の駅Geislingenに行く時はこの山を越えるんですが、こうやって写真に撮ると、いやーわたし、すごいところ運転しているよなあ、と思いますね。
わたしはこんなとこに住まないね。だってどっか行きたいと思っても急カーブ満載の山道を登ったり降りたりして移動なんて面倒だし、パンが一個欲しくても虫刺されの薬が欲しくても、車か路線バスに乗って山を降りないと手に入らない。通学だって大変ですよ。しかし思い返すとわたしは高校は福岡のお嬢様学校だったんだけど、通学はバスー電車ーバスと二回乗り換えで通学してたんだ。となると、2回ぐらい公共交通機関を乗り換えて通学なんて、案外普通のことなのかなあ。我が家の娘達は、全て徒歩通学だったけど、そっちの方が珍しいかもね。
Esslingenの駅から乗った空港行きの路線バス。ものすごく乗り心地の悪い連接バスだった。これ、車種の違いか、運転スタイルの違いか?道路が悪いのか?わたしも連接バス運転しますが、他の普通の路線バスと感覚的にあまり変わらないけど。乗客として乗ると色々な気づきがありますね。二度と乗りたくないぐらいだった。
下は二度目の手術で取り出した、結局一度も使わなかったCVポート。お土産にくれました。挿入した時の傷はすぐにきれいになりましたが、取り出した後は、縫い目もがたがたで、見た目が良くない。
さて、日本帰省が近づいてきました。事務仕事を片付けて、留守番の夫がなるべく快適に過ごせるように準備するわたしって、なんて理想的な妻なんでしょうか。
さんぼ



