忘れないために細々と記録しています。
前回の入院は、術後の痛みがほとんどなく、毎日病院内を歩き回り、外にも散歩に行き、入院中とは思えない歩数を歩いていたので、本来は毎日打つ血栓防止の注射も断るほどでしたが、今回はほとんど動けないために、毎晩チクリと血栓防止の注射をいただきました。散々痛い目にあっているので、そんな注射なんて、蚊に刺されるのと同じです。
腰の痛みが良くならずに、咳も出来ない、動きもままならないので、遂に観念して術後二日目に看護師さんに痛み止めの追加を要求しました。出されたのは麻薬的な痛み止めで、これは魔法のように効き、その後やっと生きている実感が湧いてきましたね。早く貰えば良かった。毎日痛み止めと称する錠剤を飲んでいたので、かなり痛いけど、これは耐えるべき痛みと思っていたんですね。ところがその飲んでいる薬が単なるイブプロフェンとわかった途端に追加を要求しました。あんなの、わたしにとってはなんの役にも立たない痛み止めで、あの薬の威力を体感したことがないからです。
ところで、よく年配の方の死因で、痰が絡まって窒息、など聞きますが、今までは「なんでそんなもので窒息するんだろうか?ケンケンと吐き出せば良いのではないか?」と無知のあまり思っていましたが、今回、痰で死ねる、と実感しました。
多分ですが、麻酔の際に、わたしの場合は鼻からチューブが入ったはずなんですが、異物が入ったために、分泌物が多くなるんでしょう、術後は鼻と喉に痰がからまり、傷口が痛くてケンケンと咳ができないし(一回くしゃみが出て悶絶した)、弱っているために咳払いすら出来ないんです。痰が詰まるのではないかとかなり怖かったです。これは死ぬ人いるだろうなあ、と体感しました。一日中喉に絡まる痰を意識し、水を飲み、少しでも楽に排出できるように工夫しました。強力な追加痛み止めを貰ってからは、軽い咳はできるようになったので、生命の危機は脱しましたけど。これは本当に気をつけなくてはいけない。これは経験しなければ理解できなかったことですね。
前回の入院時はロングヘアで、とても手入れが面倒だったので、去年バッサリと超ショートにしましたが、これは大正解でしたね。洗面所で楽に洗えて、すぐに乾く。清潔な洗い立ての髪というだけで、かなり気分も違います。
朝はシャワー(傷口を避けるのでこれはこれで大変ですが)を浴びたら、レギンスと開きの深いTシャツに着替え(ドレナージュがついているので襟ぐりは広くなくてはいけない)、夜は前あき、半袖のパジャマに着替えてメリハリをつけました。ほとんどの入院患者は日中はトレーニングウエアのような服に着替えており、一日中お寝巻きの人はほとんどいないようでした。
ちゃんと効く痛み止めのお陰様で、その後は朝のシャワー後はヨタヨタとコーヒーコーナーまで移動して、持参のポットにお湯を入れ、お部屋で美味しい朝のコーヒーを楽しむことが出来るようになった。両手が松葉杖で使えないので、小さなバックと小さな魔法瓶を用意していたのですが、とても役に立った。
入院患者は自由にコーヒーやお茶を作れるのですが、そのドリンクコーナーにあったケチャップとマスタード。ペースト食にうんざりした時、ケチャップやマスタードを混ぜて食べました。なんかジャンクなものに飢えてたのかな?
どうしても塩っぱいものが食べたくて、家族に持って来てもらったクラッカー。スープに添えて、毎食食べてました。
さんぼ

