壁の準備、正々堂々と破壊行為 | かけはし

かけはし

日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。

天井は塗装することに決定したので、まず作業のプランニングを行う。


1. 居間の家具の大部分をほかの場所に移す。どうしても無理な大型キャビネット、ピアノは居間の中央に移動させ、フォイルで完璧に覆う。


2. 壁紙を剥がし、できるだけ滑らかにする。


3. 天井のウッドパネルの表面をこすって、ごみ、ほこりおよびワックスを剥がす。


4. 壁の下地を塗装する


5. 天井をスプレーで塗装(二回か三回) *プロに頼む


6. 天井の塗料が乾いたら、壁紙貼り。  *プロに頼む


さて、これだけの作業が10日間で終わるだろうか。終わらせないことには、作業現場でクリスマスを祝うことになる。それはできれば避けたい。


で、作業に取り掛かったとたんに、夫が5日間の出張に出てしまった。ある同僚がインフルエンザにかかってしまったので、そのピンチヒッターでフランスだかイギリスに行ってしまったのだ。結婚して20年。この男は、わたしが最も彼を必要としているときに、必ず出張になる。彼をあてにするのは、まったくの無駄なのだった。20年で学習したはずなのに、わたしとしたことが、本当に落胆してしまった。


しかし、Show must go on. 作業は続けねばならない。


居間の家具の移動は、一人では到底無理なので、わたしはさっそく壁紙はがしに取り掛かった。

日本に住んでいたならば、よっぽどDIYが好きな人以外、こんな作業は行う機会がないのじゃないかなと思う。

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黄色い部分は、古い壁紙を貼っていた糊。Raufaserの壁紙ならば無視できるが、今回はこれも完璧に除去せねばならなかった。

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壁紙剥がし作業は続いているが、なるべく通常の生活をしようとしている、涙ぐましい努力。

壁紙剥がしの効率的な方法。

○ 壁全体を、食器洗い洗剤を溶かしたぬるま湯でもって、完璧に湿らせる。

○ 湿らせて数分放置したのち、端のほうから慎重に剥がしていく。その際金属のスパテラを駆使する。

○ 頑固な部分、糊が除去しにくい部分で、スパテラでがしがしやったら、下地のコンクリートまで穴が開きそうな場合は、スチームクリーナーが有効。



こんなスパテラ。これは、改装作業において、もっとも重要な工具と言っていいです。壁紙剥がしのみならず、タイル貼り、シリコン作業、研磨作業の際に大活躍。我が家では、夫とわたし、二つづつ「マイスパテラ」持ってます。


通常の生活で、ここまで正々堂々とモノを破壊することは稀ではないですかね?壁紙を思い切りざーっと引き剥がしていく。なんなら、剥がす前に思う存分落書きしたっていい。もう、わたしの心は、ブラックな喜びでいっぱいになる。「堕ちていく喜び」。


気をつけねばいけないことは、この作業では、大量の洗剤水を使うので、床までびしょびしょに濡れてしまうこと。わたし、早速失敗したんだけど、一応下には新聞紙を敷いてカバーしてはいたんだけど、考えてみたらまったく防水ではないわけで、床もしっかりと濡れてしまった。悪いことに、我が家の居間の床は、その当時はほかに選択肢があまりなかったこともあって、上質の木材で出来ており、それが水を吸い込んで一部反ってしまった。防水性のカバーが必須です。


さんぼ




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