快適な住環境を求めて更に壊す | かけはし

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日本とヨーロッパの交流コーディネイターのさんぼです。
草の根のちいさな交流が広がれば、きっとお互いにわかりあえる、受け入れられる。


テーマにもうひとつ、改装作業を増やしました。


台所の改装で、残っているのは、

1. 食品ストック用キャビネットをどうにかする

2. 電子レンジの置き場を決定する

3. 各作業台の足の部分にカバーをつける。


この三点のみ。これは少し時間をおいて考えなくてはならないので、われら夫婦は、もう一つの懸案である、居間の改装に取り掛かった。


今回の目標は、

1. 引っ越してきた時から(14年前)気に入らなかった天井のウッドパネルを剥ぎ取り、白の壁紙を貼って、真っ白の部屋にする

2. 6年ほど前に塗った壁紙がくすんできたので、この際すべて剥がし、素敵な壁紙を張り巡らせる。


この家の前の持ち主とは、わたしは気が合わないと思う。とにかく、引っ越した時から、目を覆いたくなるような趣味の風呂場、台所、トイレで(前に書いたことがある気がするが、便器は真っ黄色だった。風呂桶も)、居間のウッドパネルも、その当時は流行の先端だったんだろうけど、とってもダサく、しかも、前の住人はスモーカーだったので、ヤニなんかも付着しており、ほんと、できるだけ早く叩き壊したかったの。

だけど、天井をいじるのは本当に大変なんです。まず、居間を空にしなくてはならない。これ、住みながら行うのはかなりの大騒ぎをしなくてはならない。

しかし、われらは、「今やらなかったら、たぶん死ぬまでやらない」ということがわかっていたので、思い切って居間の改装にも手を出した。


せっかく美しく完成した台所に、入れられるだけの荷物を運びこむ。居間のバカでかいキャビネットに入っていたグラス類は、台所の電熱コンロの上に並べられ、早速台所使用不可能となる。

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居間の改装は、作業開始早々、早速の予定変更を強いられた。ウッドパネルを除去するにあたって、果たしてパネルの下がどういう状態になっているかを夫が慎重に調べた。どうやら、ウッドパネルの下は何の下準備もされておらず、白い天井にするためには、コンクリートの下地の上に、石膏ボードをボルトで止めつけるという作業を加えねばならないらしかった。これをやるとなると、かなりの大工事になり、少なくとも2週間は、プロの大工さんを入れての工事になると思われた。


そこで、われらはウッドパネルを白に塗装するという方法に切り替えた。これだったら、天井の工事にだいたい3日ぐらいを見ておけば大丈夫だろうと思われたから。


どちらにしても、われらにはだれかプロの手伝いは必要だ。この改装作業を行ったのは、去年のクリスマス前だったんだけど、われらの頼みの綱の芸術家は、残念ながら、例年、クリスマス前にふらりと(妻子を置いて!!)一人旅をすることにしているらしく、お手伝いは頼めなかった。


われらはまず、居間の壁紙の選定から始めた。どうせ注文になるので、配達されるのは数日後になるわけで、その間に古い壁紙を剥がしたりの下準備をしようと思って。


今までの居間は、全面が白で、食堂部分のみ芸術家によって赤のアクセントが施されたもので、わたしとしてはとても気に入っていたが、もう新しくする時期が来てしまったのはわかっていた。

わたしは、やはり食堂部分のみ、柄物の壁紙を貼って、アクセントをつけたいと思った。それは夫も子供も同意見だった。


ペンキ、壁紙専門業者に行ったら、まあ、ありとあらゆる壁紙の見本があって、早速見本を数冊借りて、二日間にわたってみんなで考え抜いた。

わたしは、バロック調の柄の、派手派手しいキラキラした壁紙が望みでしたね。地味な家族、壁の一部ぐらい派手にしてもよかろうと。


Tapete Rasch Trianon Neo Barock
こんなの。

こんな壁に、アンティーク(風)の家具に、ごちゃごちゃといろんな柄の布でクッションとかカーテンを作ったイギリスっぽい(と思うんだけど)インテリアが好み。



夫は、モダンなストライプを主張。「バロック調の壁の家に帰ってきてもくつろげるとは思えない」と言うのが理由。

次女は、グレーかシルバーの渋い柄が気に入った。そういえば彼女の服は、そのほとんどが黒とグレーと白と濃紺。小娘のくせにシブ好みなのだ。

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左が夫の希望、右が次女の好み。わたしのバロック調は、二人から上手い具合に無視され、ないものとされた。
みなさん、この二つの壁紙、どっちが高く見えますか?
黒っぽいほうが1ロール28ユーロ、白っぽいほうは1ロールなんと37ユーロ。

アクセントのために必要な壁紙は5ロールだけだったので、10ユーロぐらいの差額はこの際どうでもいいと思ったんだけど、やはりほかの部分は白っぽい壁紙にしようと思っていたので、夫の希望のほうはちょっとぼんやりするかなと思って、次女案のダークなほうに決めました。

因みに、今まで貼っていた壁紙は、Raufaserという種類で、これは紙の表面がぼこぼこしており、それを貼った上からペンキで塗装する方法で用いられる。この方法だったら、壁の表面が完璧に滑らかでなくても、どうせ壁紙の表面はかなり荒いので、まったく分からない。気軽に壁の色も変えられるので、最も標準的なドイツの壁紙と言っていいと思う。気になるお値段は1ロール5ユーロぐらい。ただ、上記した壁紙は、1ロールが大体10メートル、Raufaserは1ロール通常は25メートルなので、われらがどれだけ思い切って今回の改装に取り組んでいるかがわかると思う。
また長くなったので、続きはこんど。

さんぼ


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