そこに旅情をそそるサインが。
寝台特急サンライズエクスプレス!
思わず童心に帰った様に9番ホームに駆け上がる。
丁度入線してきた!
カメラを構える女性の多さに驚く。
さくら、はやぶさ、あさかぜ、富士、みずほ。。。
東京から九州に行くブルートレインはすべて消滅したが、青くない異端児のこいつは最後の旅情を守っている。
行き先は高松と出雲市。
ミサワホームが手掛けた明るいインテリアが女性客に人気と聞く。
ちょっと豪華な旅情を味わえそうだ。
枕もシーツも無いがゴロンと横になれるだけでも楽。
ボディーカラーは
日の出の太陽と地平線をイメージした高貴な赤と金色。
朝霧をイメージしたベージュ。
キャンディーズはその昔、東北遠征の帰りに寝台特急「ゆうづる」を利用したと聞く。
多くの昭和歌謡に歌われた夜行列車。
その文化をこの285系が守って欲しいのだが。。。コストとスピード競争の現実が容赦無く押し寄せる。
ただしこいつはブルートレインより俊足なのが救いだ。
そう言えば虎姫一座のあゆみさんは「鉄乙女」だったと思う。利用されたことはあるだろうか。
窓辺でボーッと流れる夜景を眺めるあゆみさんやまみちゃんを妄想してしまった。