関東も本格的に梅雨に入った。
梅雨はジメジメして嫌いという人もいるだろうが
私はけっこう雨が好きな子供だった。
これは私が作った2作目の絵本
「あめのカーテンくぐったら」である。
空と海がくっついてしまうくらいの大雨の日に
足の悪い女の子が、魚たちと町中を泳ぐお話し。
イルカの尻尾につかまって
商店街をすり抜けて
クジラの背中に乗って
ビルの谷間をくぐり抜け
少年時代、土砂降りの雨の日は
縁側に座ってずっと振り続ける雨を見ながら
そんな空想を楽しんでいた。
滝のように流れる雨のカーテンに
見えるはずのない空想の物語が映し出され
聞いたことのない冒険談が始まるのだ。
だから雨の日もそんなに悪くはない。
雲のてっぺんまで登った女の子
くじらが食べたおひさまの噴水で満点の笑顔!
さてさて、すっきりしない梅雨空の下
ちょっとした息抜きになったでしょうか。



