私たちの日常生活で使われる言葉の中で
「氣」という言葉のなんと多いことか。
やる氣、勇氣、吞氣、元氣、短氣、正氣、根氣、
氣が強い、氣まずい、氣難しい、氣が早い、氣遅れ、
氣が優しい、氣が抜ける、氣が滅入る、氣を使う、
氣がつく、氣がきく、氣になる、氣が乗る、氣のせい、氣が狂う・・・
氣とは命の源、エネルギーや魂のようなものか。
「病気」という言葉はあるが、「病体」という言葉はない。
「樹」は大地の「氣」が形になったものかもしれない。
そして日本には異なる四つの季節がある。
それぞれに際立った個性があり
美しさがあり、面白さがある。
「四季」の「季」とは
もしや「氣」と同じではないだろうか?

夏には夏の氣で満たされる。
眩しく、強く、熱く
圧倒的に生命力を感じる。

秋は熟成したワインのように
潤いと艶と
豊かさと儚さと
憧れに満ちている。

冬は喜びも悲しみも怒りも
全てを呑み込んでしまう
静かにも大きなエネルギーに包まれる。

そして春。
一斉に生命が芽吹く春。
今年も春の季節がやってきた。
南のほうから桜の開花のニュースが聞こえてくる。
今世の中が春の氣で満たされているのだとしたら
私の中にも新しい氣が芽吹いているはず。
何か新しい事にチャレンジしてみようかな!