一年の計は元旦にあり、というのであれば
一年の分析は大晦日にあり、であろう。
今年の大晦日はじっくり自分と向かい合ってみるのもいいのではないだろうか?
部屋を大掃除するように、心の換気扇にこびりついた油や
普段は見落としがちな心の隅に溜まったほこりや
いつの間にかはびこってきた心のカビと決着をつけよう。
メンタルの大掃除に必要な道具は二つ。
一つ目は「因果関係」を見つけること。
いい結果についても、悪い結果についても
「何故?」という視点を持って考えてみると
必ず原因が見えてくる。
問題は結果の方ではなく、原因の方なのだ。
つまり、いい種をまけばいい実が成り、
悪い種をまけば悪い実が成る。
当たり前のことだが、人は結果に一喜一憂するものの
なかなか因果を分析しようとはしないものだ。
二つ目の道具は「対策」を考えることである。
特に悪い結果に繋がった原因に対して
考えられる対策を作ること。
もしまた同じ状況だった時に今度はうまくいくためには
どうすればいいのかを考えてみる。
方法は一つとは限らないし、また必ずうまくいくとも限らない。
だからたくさん考えることがポイントだ。
原因の方を改善しない限り結果は変わらない。
私が小学生のころ父親がこんなことを教えてくれた。
「本当の勉強の仕方をおしえてやろう。
テスト前に一夜漬けで勉強するのは全く意味がないからしなくていい。
テストを受けた後に勉強するんだ。
まず、間違えた問題を何故間違えたのかを知ること。
計算ミスなのか、文章を読み違えたのか、そもそも覚えてなかったからなのか、
次に同じ問題がでたら二度と間違わないように何度でも同じ問題をやる。
それだけでそのうちクラスで一番になれる」
私の父は、普段はでたらめでとんでもない人なのだが、
ときどき真理を突いたようなことを言ったりもする。
確かにそのとおりの勉強をして
私は中学まではクラスで1,2番の成績だった。
そして兄貴は現役で医学部に行った。
うーん、全てにツボとコツがある。
ただ分からないのは、父親は何故
自分の為にそのノウハウを使わなかったのか!?
その因果は知る由もない。
今年の汚れは、今年のうちに!
