【昭和の人情たっぷりの銭湯に学ぶ起業】 | わたしよ、わたし サマンサ!

わたしよ、わたし サマンサ!

笑いながら生きよう!

職業は「古屋サマンサ」
肩書き「古屋サマンサ」
横浜市在住 心理カウンセラー&心理学講師
「どーせ無理女」をなくすべく
全国で個人セッションや
講座を開催!

 

始めるには

勇気がいる

 

続けることには

根気がいる

 

どちらもそれぞれ

大変なのだけれど

 

長年続けてきたことを

やめることほど

大変なことは

ないんじゃないかしら?

 

なんてことを思い

昨日は目頭が

熱くなってしまった

 

涙もろい女

 

古屋サマンサです

 

古屋サマンサって何者?

⇨サマンサの声を

 聞いてみたい人はこちら

 

 

昨日は

マインドブロックバスター

養成講座を終えて

 

午後はこちらに

ふらりとお散歩がてらに

行ってきたのは、、、

 

横浜の戸部にある

銭湯松島館♨️



大正時代から

4代続いた銭湯で

今では珍しい

薪で湯を沸かす

昔ながらの銭湯


 

その銭湯が

今日7/31で

閉店ということを

知人のFacebookで知って

 

うわーーーっ

そんな長く続いた銭湯なら

閉まる前に行ってみたい!!

 

って思ったのよ

 

 

今って、とても

時の流れが

早いじゃない?

 

ついこの間あったお店が

もう違うお店に変わってる!

 

なんてことが

ザラにあるこのご時世

 

続けるって本当に

大変なこと

 


大正時代から

4代も続いていて

しかも老舗の

高級和菓子屋さん

とかではなく

普通の銭湯!

 

内風呂がある今

温泉でもなく

おしゃれな

スーパー銭湯でもなく

 

ただただ普通の

古びた銭湯に

行く人ってそうそう

いないと思う。。。

 


そんな中、大正、昭和

平成、令和と続いてきた

銭湯ってどんなところ

なんだろう?

 

そんな興味心から

行ってきたの

 

 

銭湯というとね、、

 

わたしは保育園のときに

幼馴染のお父さんに

連れて行ってもらった

鎌倉の銭湯がわたしの

銭湯初体験

 

家風呂と違って

お湯がもう

めちゃくちゃ熱くて

 

特にお尻の皮って

薄いのかしら?

 

熱いお湯に入るときの

あのお尻の

ヒリヒリ感が

忘れられないわ

 

 

松島館はそんな

子供の時に行った

銭湯そのもので

 

The・昭和!!

 





そりゃそうよねー

建物は築70年だって

いうんだもの。。。

 

 

もうね、、、

靴箱に靴を入れて

古びたドアを

ガラガラっと

開けると

 

そこは懐かしい

日光江戸村ならぬ

 

横浜昭和村

 




 

なにもかもが

懐かしい

昭和のつくり

 


わたしの脳内は

『神田川』の歌が

流れて。。。。

 

嗚呼、こんなことなら

寒い冬に赤い手ぬぐい

マフラー代わりにして

石鹸カタカタ

鳴らしたかった…

 

なんて思っちゃったくらい

 

(わたしが

カタカタ鳴らすと

寒さでからはなく

アル中に思われそうだけどww)

 

 

懐かしい番台

近くにいた

女将さんに

入浴料470円を払い

脱衣所を見渡すと

 

4時過ぎにいったせいか

お客さんは4人ほどで

 

70代後半から80代の

常連らしい

お姉さま方たちが

下着姿でのんびりと

過ごしていらっしゃる

 

 

男風呂との

敷居になっている

壁に一面にはられた

脱衣所の鏡に写った

自分の裸体がなんだか

やけにピチピチに

見えたくらいよ

 

(なんていいとこ松島館)

 

 

そして脱衣所から

いざお風呂へ!!

 

あれ? カランの前に

椅子も洗面器もない!

 

シャワーは

壁の微妙な高さに

つけられた数個の

固定式シャワーが

あるだけ

 

しかも温度調整が

できなくてやけに熱い

 

これは洗面器がないと

洗えない。。。

 

とキョロキョロ見渡すと

隅の方に洗面器があって

それを借りる

 

懐かしい

黄色の洗面器!!

 

これを見ただけで

あまりの懐かしさに

涙ぐみそうになる

昭和の女

 

 

そういえば

子供のときは洗面器で

湯船のお湯を汲んでは

体や頭を洗っていたなーと

物思いに耽る。。

 

(今じゃ汚く思えて

とてもできない

しかも一日で

お湯は捨てずに

沸かし直しだったしね)

 

 

久しぶりに洗面器で

カランの水と

お湯を混ぜて

適度な温度にして

身体や髪を

キレイに流す。。。

 

ということを

繰り返していたら

 

今のシャワーって

とっても便利だけど

頭も手もまるで

使わない代物なんだなー

 

って思ったわ

 

 

身体をキレイに

洗った後はいよいよ

お風呂へGO!!

 

噂には熱いと

聞いてるけど

ほんとに

熱いんだろうか?

 

とドキドキしながら

湯船に足を入れ

腰くらいが

浸かったったくらいで

 

 

 

あっっつ!!

 

思わず声が漏れたわ(笑)

 

 

 

ぬるめのお湯で

半身浴だと?

なめんじゃないよ!

こちとら昔ながらの

銭湯なんじゃい!!

 

っていう声が

聞こえるくらいの

熱さなの

 

 

例えていうなら

 

1分間肩まで浸かれたら

「白いギター」と

「EDWINのジーンズ」を

ブレゼント!!

 

っていうくらいの熱さよ

 

(↑余計わかりにくい

昭和なたとえ)

 

 

いやーーー

久しぶりに

芯まで熱い

お風呂に入ったわー

 

 

そこで一緒になった

お姉さまとおしゃべり

 

わたしの亡くなった

祖母と顔立ちが似ていて

まるでおばあちゃんと

一緒にお風呂に

入っているみたい😍

 

近所に済むその方

もう何十年も

通ってきているから

この銭湯が閉まって

しまうのが寂しくて

仕方がないと。。。

 

 

そんなおしゃべりを

していたら

女将さんが入ってきて

「お姉さん椅子使う?」と

洗い場に椅子を

持ってきてくださった

 

ありがたく使わせて

もらうことに

したのだけれど

 

後から入っていらした

お姉さまは

椅子なしで片膝立ちで

洗っていらっしゃる

 

その姿がなんとも

こなれた感じで

美しい💕



背中を流し合う姿も

久しぶりに見たわ

 

 

とても長湯が

できない熱さなので

名残惜しく

思いながらも

お風呂からあがる

 

脱衣所で

身体を拭きながら

珍しいものを発見

 

懐かしい体重計


(脱衣所で写真を

撮らせてもらえる大らかさ)


とりあえず乗る(笑)

 

 

そしてもうひとつ

ナニコレーーーって

思ったのがこちら❗️






 

なんか昔の美容院に

あったようなもの

 

30円って書いてある

 

どうやら髪を乾かす

ものらしい。。。

 

 

「これ、すごいですね

今でも使えるんですか?」

 

って聞いたら

 

女将さんが

 

「使う?もう

お金はいいわよ」

 

って、言ってくださって

お言葉に甘えて

使わせてもらうことに。。。

 

 

使い方を知らない

わたしは顔全体を入れたら

なんだかすごいことに

なっちゃった(爆)

 






その後、祖母に似た

おねえさまも

50円玉を出して

使おうとしているから

 

「あっ、わたしの分も!」

 

とおねえさまに

渡そうとしたら

 

「いいの、いいの」

 

と受け取ってくださらない

 

 

 

そしてその

おねえさまと

女将さんの間で

繰り広げられる

 

「お金はもういいのよ」

「いいの、受け取って」

 

の押し問答的なやりとり

 

いつもなら

そんなやりとりは

面倒くさいなーって

思いながら見るのに

 

そんな姿すら

なんというか

人情たっぷりで

見ていて温かな

気持ちになる

 

 


よく見ると

棚下のところに

常連さんの

シャンプーが入った

洗面器がいくつか

おいてあってね


 

「洗面器等は

7/31までに

お持ち帰りください」

 

という張り紙が

あったわ

 

 

常連さんたちが

名残惜しそうに

帰るたびに

 

「今までありがとう

ございます」

 

と見送る女将




その姿を

みているだけで

もらい泣きしそうに

なるサマンサ

 

 

常連さんと女将の

やりとりを見ていると

長年続けてこられた

理由がよくわかったわ

 

初めてきた

わたしですら

居心地がよいと

感じられる場所


 

そこにはお金では

買うことができない

温かな「風情」と

「人情」というものがあって

人と人とを結ぶ

「つながり」がある

 


そんな姿を

見せていただいて

わたしも

「仕事」をする上で

大切にしたいことを

再確認させてもらった

気がしたわ


 

(初めての客のわたしにも

 くださったタオル)

 

 

長年続けるというのは

それはそれは大変なこと

 

でも、それをやめる

 

という決心も

それ以上に

大変だったんじゃ

ないかと思う

 

 

閉店は新型コロナの

せいではなく

去年ご主人が病気で倒れ

 

娘さんが3人いるけれど

続けていくのは大変で

女将さんの

72歳の誕生日を

機会にやめることに

なったらしいわ

 

 


仕事も人生も

始まりがあれば

いつか必ず

終わりが来る

 


その時に

どんな終わり方を

迎えるか?

 

そこに今までの

すべてが表れる。。。

 

そんな気がしたの

 

 

 

わたしは

今年の10月で

個人事業主になって

丸5年


 

起業して5年後も

生き残れるのは

40%ほどと

言われている

 


だから5年間は

なんとしてでも

続けてこよう!

 

と思ってやってきたわ

 

 

まだたったの5年

されど5年


 

この5年でわたしが

ただただ大切にして

きたのは

 

お客様からの信頼

 


それをこれからも

失わないように 


そして更に沢山の

信頼をいただけるように

頑張ろう! 

 

と 松島館の女将さんと

常連さんのやりとりを

見て思ったのでした。。。

 

 


お風呂上がりは

野毛で一杯


昭和のおっさんのような

サマンサでした


 


▶︎通常講座、個人セッション・問い合わせ等

 こちらをクリッククリック


▶︎ブログより面白いと
 評判なFacebook
 こちらをクリッククリック

▶︎ブログよりディーブな
 サマンサメルマガ
 毎週月曜22:30配信中