「ねえねえ、まだ
ホワイトデーのプレゼント
あなたとパパから
もらってないんだけど…」
毎年 夫と息子は
ホワイトデーの
プレゼントを
買ってきてくれるのに
今年は週末息子の野球に
つきっきりで買いにいく
時間もないらしく
4月になっても
まだもらえていない
「えっ?オレはもう
ママにあげたよ」
洋服を後ろ前
さらに裏表に着て
平然と答える
小4アスペッ子息子
「えっ?!
いつ??!!」
もしやボケが始まって
しまったのか?
と焦る48歳母 サマンサ
「この間おじいちゃんに
ママの好きなものを聞かれて
オレが教えてあげたんだよ。
あの時さ、オレが教えなきゃ
ママはおじいちゃんに
ドライフルーツ
買ってもらえなかったでしょ?
だから、
あれは
オレのお陰だから
ドライフルーツは
オレからの
ホワイトデー
なんだよ」
「・・なるほど・・・」
って、
ここで
納得して
ええんかい!!
いえね、この間、
わたしの父と食事をした時
父が息子に
「ママは何が好きなんだ?」
と聞き
「ママが好きなのは
干し柿と干し芋だよ」
と答えたアスペッ子息子
それを聞いた父が
わたしに干し柿か
干し芋を
買ってくれようと
したのだけれど
あいにく季節外れて
売っていなかった
それで代わりに
ドライフルーツを
あれこれと買って
もたせてくれたんだけどね
それを教えたのは
自分だから
そのドライフルーツが
「オレからの
ホワイトデー
なんだよ」
と、いいはなつ息子
なんですか、その発想
ママには
とても考えも
つかないん
ですけど!!
しかも、平気で
わたしがもらった
ドライフルーツを
我が物のように
むしゃむしゃと
食べやがるている
でも、、、
こ、これはもしや
ビジネスでよく言われる
『他力を使う』
っていうやつか?
うん、まあそういうことに
しておこう
最後はすべてがどうでも
よくなってしまう
古屋サマンサでした
アスペッ子息子の発想は
いつもわたしの想定を
超えるな(笑)